
11/20発売、「月刊美術」(サン・アート刊)。
「あの日に帰りたいー郷愁をさそう風景」
という特集に、拙画「京華」が掲載されております。
↑こんな感じ。
カラーページ、印刷も綺麗に出ております。
是非書店にてご覧下さい。
ギャラリーツープラス ブログにも紹介頂いています。
美術誌に載るのは初めてです。
嬉しかったのは、見開きのページ右が、宮本昌雄氏の画だったこと。
この画家のこの画は、95年の院展のとき、ワタシの日本画の師匠が出展なさっていたのを見に行った折、やはり出品なさっていて、実物も見ていた作品。そしてワタシの故郷でもある横浜市中区ご出身で、もともと鉄工所勤務をなさりながら長く制作なさっていたとか。好いなぁ。そしてお描きになっているのも、馴染みのある横浜は山手の風景。ウレシイです。
もうひとり、左頁のワタシの画の上に載っている作品、京都の日本画家山本隆さんの作品「鶏卵店」も良い感じです。これら素晴らしい先達画家のなかに交じるのは「いいのかな?」と光栄かつ複雑な気持ですが、これを励みにまた精進致したいと思います。。。

本年に予定していた展示がすべて終わって、今日は半日家の片付け。
そして、展示が終わってからというもの、毎日眠い。。。
と言うのも、個展の10日くらい前から午前3時過ぎになるとばきっと覚醒し、その後眠りたいのだがなかなか眠れず、浅くうとうと・・・としたと思うと起床時間(午前5:40)。そんな毎日で、もうそれは以前から慣れっこになっている自分の習性なので仕方ないのですが。
で、展示が終わったら、眠れるようになったので、やっぱりどこか緊張の糸が期間中は張り詰めていたようです。
でもある意味、そういう緊張した時間を持てるのはシアワセなことかもしれないとも思います。だって好きなことをやっているのだから。。。
先日、朝何の気なくテレビのニュースを見ていたら、ライオネル・リッチーが来日してのインタヴューで、
「・・・朝起きて、歌いたい歌がある。その限り、この仕事を続けたい」。
胸のなかに澄んだ風が通り抜けるような言葉でした。
好いなあ。
シンプルだけど、そういうことなんだ、ほんとに。
ワタシでは随分と重みに差がつくが、
「朝起きて、描きたい画がある。その限り、描いていたい」。
(笑って好いのよー)
(画像は、描いてみたい物件のひとつ。場所は・・・ヒミツです。)

昨日、6日間にわたる個展が無事に終了いたしました。
お忙しい中おいで下さいました皆様、お世話になりました皆様、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今回は実質上初めての銀座での企画展であり、私にとっては得るところの大きかった展示となりました。これをまた新たなスタートラインとし、次回の展示に向けてまた今日から一歩を踏み出す気持でおります。これからも励精下さいますよう、お願い申し上げます。
尚、会期中に撮った写真の送付や、お約束したこと、頂いたメール等へのお返事、お礼状など、順次いたします所存ですので、多少遅くなることもありますが、ご了解下さいませ。
(以下 追記のほうは、自分の備忘のために書いておりますので、読み飛ばして下さいませ。)

11/11 トップ画像差し替えました。
只今個展開催中です。
詳しい情報はひとつ前の記事↓を御覧下さい。
土日を経て、平日は最終日を除いて、少し在廊時間は短くなります(〜16:00頃)。
画廊は19:00まで(最終日20:00まで)やっております。
皆様のブログで、多々ご紹介記事をいただいています。
ありがとうございます!
ちょっと時間がなくてリンク張っておりませんが・・・
此処に記して御礼申し上げます。
順不同で。
korotyanさんのブログ 「ゆっくりFrogライフ」
Ponia-pon大野らふさんのブログ 「Poinano-nikki」
じんた堂さんのブログ 「東京クリップ」
henroninさんのブログ 「鉄の華」
tomoさんのHP 「東京浪漫劇場」内ブログ
ナカムラさんのHP 「風呂屋の煙突」
idokichiさんのブログ 「あとりえ井戸吉」
秋山東一さんのブログ 「aki's stocktaking」
seqさんのブログ 「takeAwalk」
*美術関係ブログ他
K's ギャラリー ブログ
銀画探検隊が行く
m-louis tumblr
ラックストーン・レコード雑記帳(今日の美術展 平成二十一年十一月九日)
ひとつお知らせがあります。
「月刊美術」という雑誌12月号(11月20日発売)に、今回の個展出品中の(DMにも掲載の)「京華」が掲載されることになりました!初めての美術雑誌です。。。また詳細情報は追ってお知らせします。
久しぶりの個展で、土日は私としてはかなりのお客様がいらっしゃったので、忙しくすごしました。ブログの関係の方、またお馴染みの方々、そして初めて来てくださった方、また銀座ならではの画廊めぐりの方々、また美術関係者のかたなど目利きの方も不意においでになるので、こちらとしては緊張の毎日。でも、ほんとに有難いことです。
自己を晒す場でもありますから、どういう批評、評価が返ってくるかは気になります。とにかく色々な方の言葉から、多くを吸収したい。そしてもう心の中では次回の展示に向けての構想ばかりが浮かびます。今回の反響を土台にして、もっともっと次回はこう描きたい、という想いが湧きます。
今のところ2点の作品の嫁ぎ先が決まり、1日1点ペース(笑)。
ちょっとお話がある・・・のがあと少々。
宿無し画描きのワタシを拾ってくださったギャラリーツープラスさんに少しでも恩返しができたらと、そんなふうに思っています。
では、どうぞよろしくお願いします。

11/7 トップ画像差し替えました。
今回の画像は、出品作「追憶の鳥」の下図(というか下描きにしたもの)。
鉛筆でクロッキー帳に描いています。
実物はこんな感じ。
大きさはF15です。
ただ今個展開催中です。
初日から切れ目無く沢山の方においでいただき、うれしく思います。
皆様ありがとうございます。
じっくり時間をかけて見てくださる方が多いのも、うれしいことです。
12日まで開催しておりますので、是非ぶらりとお立ち寄り下さい。
再訪も歓迎です。何度でも是非ご高覧下さいませ。
「陋巷画日記」(ロウコウヱニツキ) 大倉ひとみ個展
11月7日(土)〜12日(木)
@ギャラリーツープラス
03-3538-3322 中央区銀座1−14−15 白井ビル2.3F
http://www.tentaikansokusya.com/
12:00−19:00
但し 8日は17:00まで、最終日12日は20:00まで
詳しい地図はこちら
[作者在廊予定]
土日と最終日はだいたい時間通り
平日は12:00−16:00くらい
(急に変更する場合もあります、ご了承下さい)
皆様のおいでをお待ちしております。
尚、差し入れ、お花などのご心配はどうぞなさいませぬよう。
画を見に来ていただければ、それで充分です。
お気持だけ、有難く頂戴いたします。


今月11月7日からの個展のDMです。
今回のDMは、HPでお世話になったtomoさんに、またまたお力を借りて、二人で画像を見ながら作りました。ダークなセピアの背景カラーが印刷でもかなりきれいに出てくれました。実際の紙は少しざらつきのある、やや生成がかった厚めのものなので、手に取った印象はちょっと画像と異なります。
画像ではその紙のままスキャンすると、どうしても粗く出てしまうので、版下用のものを用いています。
背景のなかに細い線で見えるアールデコ様の模様は、ワタシの愛しているカフェー建築にはよく用いられている、モンドリアンパターンと一部で呼ばれているもの。ステンドガラスの窓など、よくこのような模様が見られます。昭和の初期10年くらいに大変流行ったもののようです。
ところで今回の個展タイトルの「陋巷」の文字、読み、意味について、よく尋ねられます。
<ロウコウ>・・・、「陋」はせまい、「巷」はちまた、の意味があり、ごみごみとした場末の町、といった感じでしょうか。永井荷風を読むと、何処かにこの言葉がちらちらと出てくるのですが、現代ではほとんど知られていない言葉ではありましょう。
いつからか忘れましたが、ワタシの中でこの言葉が、自分の描くものにふさわしい呼び名のような気がしていました。漢語の持つきりっとした音も好きなのかもしれません。
もう何年も、こうした巷を歩き、日記のように描いてきたので、そんな感じに画を並べたいと思っています。
自分としては、あまり一辺倒になって間延びしないように、少し多様性が出るような展示にしたいと思っているのですが、・・・それは御覧になった方に、印象をお聞きしてみたいところです。
是非ごゆっくりとご高覧いただきたく思います。
よろしくお願いします。
(*尚、しばらくこの記事を置いておきますので、ブログの更新はお休みとなります。コメントはお返事致しますので、お気軽に何でもどうぞ。)
10/21追記:11月に入りましたら、在廊時間など、詳しいことをアップいたします。
*尚、このDMを置いて頂いているお店です。ここに記して御礼申し上げます。
皆様ありがとうございます。(置いていただいた順。)
Ponia-pon (@根津、アンティーク着物)
nido (@谷中、ステンドガラス)
プフレーゲライヒト (@谷中、雑貨・文具)
ギャラリーオカリナB (@根津、ギャラリー)
東京蛍堂 (@浅草、大正ロマン骨董)
装 (@池之端、骨董)
アンティークモール銀座 (@銀座1丁目、アンティーク)
INAXギャラリー (@銀座、建築系ギャラリー)
cafe NOMAD (@根津、カフェ)
往来堂書店 (@千駄木、書店)

だいぶ描きすすみましたが、まだ色々描くべき箇所がありまして、完成はまだもう少し先になりそうです。風船も描いてみて、色の塩梅などを見ているところです。やっぱり画像は実物の色やタッチが出ず、・・・申し訳アリマセンが、是非実際のところは見てお確かめ下さい・・・としか言えず、ちょっと心苦しいところです。ただ、今回の展示では、だいぶ明るい画の部類かと思います。
そう言えばワタシも幼い頃は(いや一応ワタシにもあったんですよ)、ふうせんだいすきだったなぁ。
貰って大事にだいじに持っていた筈が、あ、するするっと手から離れて・・・
あの時の悲しさ。今でも想い出します。
遠く遠くの空の彼方に行ってしまうのを涙目で見つめていたなぁ。(そういう日もあったんですって。)
・・・なつかしい、あまずっぱい想いをこの画にも込めながら、描いています。

前回の続き。
(1階部分の歪みは写真の撮り方のせいです、すみません)
2階のトタン貼り、モルタル壁、その他塗り進んでいます。
今回は主に錆赤系のトタンです。
まだまだこれから風化させていきます。
風船ももうちょっとしたら色を入れてみます。
先日近所のアンティーク着物のPnia-ponさんを覗いたら、羽織が色々入荷していたのですが、その一つに珍しくもカーネーションの柄があり、それが何とも素敵だったのですが、そのカーネーションの花の色が、今この風船に塗ろうと思っている色合いとまあぴったりの色!やっぱり昭和初期の色合い。口で言うのは難しいのですが、やさしいたまごいろと、淡い紅色と、やや錆朱がかった臙脂と、乳白。
欲しかったのですがお値段的に我慢。で、この風船達には反映させてみたいところです。

個展までちょうどあとひと月となりました。
DMも好いのが出来上がっています。もう少し近づいたらアップします。また、月末にかけて皆様にお送りいたしたいと思っておりますので、どうぞよろしく。
今回はちょっとメロウな?作品の途中経過。
まだまだ描きだしたばかりですが、「風船商店」。
何のお店かは色々ご想像にお任せします。
町を歩いていて、何処か(もっと何でもない小さいスーパーかドラッグか何かだったと思う)の店先で、セールか何かなのか、風船が沢山用意されているのを見かけ、あ、これ画にしてみたら・・・と思いついたのでした。
細長の建物の二階は赤錆トタンですが、これからどんどん彩色が進むと、雰囲気が賑やかになってくると思います。台風一過の秋晴れの窓辺でこれを描くのは、気持ち好いですよー。

時間が前後するが、夏に信州の或る小都市に立ち寄ったのだった。
その町の気になるカフェーふうの建物を見に行ったのだったが、そこから暫し奥(というか裏)のほうに行ったところに、何だかおかしな一帯があって、うらぶれたというか、でもすさんだ感じというよりは「キテる」感じの濃いい(笑)昭和のスナック街なのである。
店の造りはどれも安っぽくて高い建物も無く、平屋みたいなのが狭い路地の片側に軒を並べているのだ。向かい側はブロック塀で、ほんとはこの画のようには見えないのだが、まあ画であるからして、塀を取っ払った感じで描いてみた。染みだらけのモルタルの壁が続いているが、すさんだ感じがしないのは、おそらく客の入りはそこそこあるせいではないだろうか、野暮なのだが開き直った底力と暢気さとが感じられる。
蒸し暑い真昼間、この辺りを歩く人は皆無だったし、この小さな町の目抜き通りにさえ、賑わいやひと気というものがほとんど無かった。だが、駅前付近の裏通りにも、歩くと恐ろしい数のスナックが林立しており、どうやら人口の少なさに反して、スナック好きはこの町に多いようなのである。
まあ好いではないか、こういう野草のような場末の町も、それはそれなりに魅力的ではあるのだから。

あれ、どこかで見たような画、いや、違うか?
と思われた方、貴方は正しい。。。
じつはこの画は、これだった。
暫くぶりでつづきを始めたのだが、色々思うところありて、
段々このようになってきた次第。
アドバルーンはこれからまた描きますが、町の雰囲気がより「おとぎの町」ふうに。。。
当初、イラストのような平面チックに、と思っていたのですがやはりそれだと安っぽく感じられて来たので、変更路線。。。
最後どのようになりましょうや。まだ描き方が大雑把なので、
あんまりスルドク「変じゃん、前の方がまだまし!」って突っ込まないでね。
いや、突っ込んでも好いけどね。
ますます変になるかもしれないので。









