N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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色硝子の円窓(まるまど)
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東京の個展前、最後の更新になります。

明日搬入です。

正直言って此処まで本当に、今年は
息を切らせながらも走り続けた感があります。
最後の作品を漸く今日仕上げて梱包。
ここまでぎりぎりかかったことは、今まで無かったように思います。
何せ京都展示が終わってから東京展までが、本当にあっという間で・・・
気を抜いている暇がなかった・・・です。

でも、何とかすべての準備が整い、明日は陳列作業です。
搬入陳列作業は、どんなに疲れていようとわくわくするものです。
これまで狭い部屋でちまちま作っていた作品たちに、日の目を見せてやるのは
晴れがましいし、どう見せるかを工夫するのも楽しい作業です。

自分の手元を離れて、距離を置いて見ることができる、
それは或る意味試されるようで心配もあるけれど、
やはり自分の注いできたものを晒してみるのは、
ものを作る上でとても大切な時間です。

さて、カフェー建築を描いてきて、しんがりは
私の愛してやまないあの(笑)円窓たちになりました。
脚色も加えていますので、お含みおきを。

画像より、もう一段パステルで仕上げて
現物は若干深みが出ているかと思います。

すべての作品が、モニターの画像とは一味もふた味も違いますので
是非ギャラリーにお運び下さいますよう、
お願いいたします。
では、お会いできますのを楽しみに。
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カフヱースズラン
IMG_2723 (2)












新しい画で更新です。
完成までにあともう少しなのですが、個展の会期も迫ってきたので
アップ致します。

このカフヱーは実際には存在しません。
モチーフの参考にした建物はありますが、
カフヱーではないと思います。
ただ、ちょっと妖しい感じはある建物でした。

スズランという屋号も、私が勝手に付けたものです。
単に好きなので・・・。

色数を絞って、黒を利かせると
ちょっと大人びた雰囲気になります・・・
洗練、とまでは行きませんが、戦前のカフヱーの
斬新でカッコよかったデザインへの憧れも込めて・・・。
真珠 もう少し
IMG_2698 (2)












続き
8割がた出来てきました。
隣の床屋のサインポールも光っています。

次回はDMと
個展のご案内情報をアップ致します。
DMも明日くらいから順次発送いたします。
2014/08/16(土) 10:21:33 | 途中経過 | Trackback(-) | Comment(-)
真珠 そのまた続き
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台風に翻弄された後は、また暑さがぶり返していますが
皆様お変わりないでしょうか。

また前回の続きですが、もう少しおつきあい下さい。

青と赤は、私にとっていつもポイントになる色。
今回も窓の青を印象的に描きたいので
下塗りで工夫してゆきます。

そろそろDMの宛名書きも始めました。
お盆過ぎには順次発送し、ブログにも
個展情報をアップしていきますので、よろしくお願いします。
2014/08/11(月) 10:01:14 | 途中経過 | Trackback(-) | Comment(-)
真珠の続き
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続きです。

真珠の建物は小さくてシンプルなのですが、
中央の窓のデザインが素敵なので、画でもそこが
ポイントになるように最終的に仕上げます。でも
その他の引き立て役部分も面白く描いていきます。

ざらついた壁や経年の汚れなどを描きながら
最後にはもう少し落ち着かせてゆきます。

ただ、説明的に描き込み過ぎないよう、
粗密の割合を少し考えながら。
とにかく最後はこの建物に対する「愛」を以て(笑)
仕上げていくのです。





2014/08/06(水) 10:53:35 | 途中経過 | Trackback(-) | Comment(-)
T町の真珠
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長いことアップしていた前記事の画は、タイトル未定ですが9月の東京展のDMに使用しました。
もうDMも出来上がってあとは配送のみですが、まだ時期的には少し早いので
ギャラリーさんに納める他はもう少し後の配送となります。

今回思い切って印刷会社を変えてみました。
色々と心配もあったのですが、その会社の入稿方法が私にとって
考えられないくらい簡便だったので、本当に今までになく楽になりました。
もっと早く切り替えればよかったなー。

さて、大きめの画が描き終わったので
あとはまたのびのびと、会期まで描けるだけ描いていきます。

京都展が終わってから、ずっと行こうと思って行けなかった
都内のとある町に出かけて、気になっていた建物を漸く取材することができました。
本当に小さなスナックなのですが、とても画的には惹かれるものがあり
隣接の床屋(何と理容キューピーという屋号・・・)との組み合わせも好く
どちらもかなり実物は妖しげな感じがしないでもない・・・素敵な(笑)建物でした。
真珠というのは、左のスナックの方の屋号です。好いですよね。

画はまだ線描きの状態です。
上が切れてしまってすみません(汗)。

途中経過をだいぶカメラに収めたので、これからまた
少しずつアップ致します。

コメント欄はまだしばらくスパムの様子見で閉鎖しますが
展示が近づいたら、また開けたいと思います。
よろしくお願いします。

(画の下に敷いている布は、古布の木綿。こういう格子の古い木綿が好きです・・・。
2014/07/28(月) 19:34:42 | 途中経過 | Trackback(-) | Comment(-)
少しずつ建物を











まだもう少し続きます。

線を描きおこしたら、少しずつ建物を立体化?していきます。
でも全部写真のようにクリアにするのではなく
あくまで心のなかの風景なので、省くところは省いていきます。

煙突など、画にリズムを刻んでくれるものは
大事に描いていきます。

さて、ようやく次回は
町に灯りが点りそうです。


*****
スパムが多いため、コメント欄は只今閉鎖中です。
よろしくお願いします。
2014/07/15(火) 11:05:56 | 途中経過 | Trackback(-) | Comment(-)
また線を描きおこす
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続きです。

消えてしまった線を描きおこします。

少し変更を加えたり、足したり引いたりをしながら・・・

残す線はくっきり、微かに見えればいいものはそのまま
そして少しずつまた暗部をつくっていきます。

空の向こうは遠く明るんでいるような
そんなイメージを作っていきます。
路にはこれから街灯がともるので、周囲はやや暗めにしていきます。
その方が灯りが際立ちます。


7月14日記

スパムがあまりにも多いので、しばらくコメント欄を
閉じさせていただきます。
申し訳ありませんがよろしくお願いします。
その上からまた
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また前回続き。

きれいに線描きしたのに
今回またそれを消すかのように?
もう一度絵の具をかけていきます。

そして、また線は必要に応じて
描きおこします。
描きおこす作業はかなり好きです(笑)。
全体の調子を見ながら、画の雰囲気を作っていきます。

実際には無い町ですが
それをどうリアルに、また幻想のように見せるか
……

大きい調子は主にアクリル絵の具をバサバサした刷毛で粗く塗り、
微妙に雰囲気を出したい所は、パステルでぼかし
細部を出したい所は筆や色鉛筆などでおこしていきます。
その上から筆で線描きをする
IMG_2349 (2)










また前回続き。

前回は色鉛筆(焦げ茶色)でざっと描いていた線を
今度はアクリル絵の具を使って、面相筆でその上からまた
描きおこすように、確定するように描いていきます。

少し、窓の中など暗い部分を塗って調子をみたりします。

パステルを使って町並みの暗い部分などを作り、
全体の雰囲気を見ながら進めます。

・・・これらはあくまでも私の独自の描き方
(長い間に、こういうふうになってきた、というだけ)なので
決してアカデミックな、合理的な描法ではありません。
ま、変なのー、くらいに思って見てね。
もっとこうやったら「プロっぽい」描き方になるよーというのが
ありましたら是非、教えてやって下さい。
お願いします。

色鉛筆で線描きをする
IMG_2347 (3)












前回続き。

色鉛筆でざっと線描きしてみました。

いきなり町が出現。ゲートのある、ごみごみとした巷。
全体の空気感のようなものを作っていきます。
再始動











作品の構想をじっくり練るのは好いのですが、
時間が掛かり過ぎると後で焦らなければなりません。
焦る、というのが私には一番好くない・・・。
焦って好い作品が出来たためしがないのです。

でも、漸く久しぶりにエンジンがかかってきました。
とはいえ、この画像では何だか全く想像つきませんねー。

まだまだ下塗りです。
これから、再びの幻燈街が現ちあがって・・・行く筈(汗)・・・
窓 続き













前回線だけだった画の続き、
色を付けていくとこんなにも雰囲気が変わってきます。
まだ途中ですが。

私の色々な原点が、此処に有ると思うので
描いていても想いが溢れるようです。

失われた時間、もの、人、でもそれらは
心の中で今一度鮮やかによみがえるのです。
忘れ形見












5月も中旬に入ってきて、展示も近くなってきました。

今回の新作としては最後の制作となる小さな一枚。
まだ線描きの画像をアップしておきます。

私がカフェー建築に惹かれるきっかけともなった
素晴らしくデコラティヴな建物の一部のモチーフです。

繰り返しくりかえしこれを画のなかに描いてきました。

建物が解体された時に誰かが引き取っていったらしいとも
聞いていますが、この見事な色ガラスがどこかで残っているのだったら・・・
もう一度会いたいけれど。

そんな、私の心の中だけの忘れ形見を
小さな画面に展開してゆきます。
楽園という名の廃墟
IMG_2000 (2)












さみどりの目眩く季節となり
京都展示までほぼあとひと月となりました。

会期近くなってくると雑用が多くなって、実際に描く時間は
ほとんど無くなるので、使える時間を有効に使わなくてはなりません。
解っているのですが、段取りを考えているうちにぼんやりしていたり。
若い頃はもっと仕事が早かったのになぁなどと思いながら、
準備を進める毎日です。

さて、今回の画像は、作品の一部分を切り取ったもの。
全体は展示でお見せします(笑)。

部分ではどこの建物か分かりづらいですし
この画はそのままを描かずに一部実際とは改変しています。
でも、もしかしたらあそこかなと思われる人もいるかもしれません。

実際にはもうこの町は機能していない町で
廃墟とは言い過ぎかもしれませんが、「楽園」という華やぎは
失われてひっそりとしています。
無くなった建物も幾つも・・・。

まあ、私の描いているのは実物そのものではなく
いつも自分の中で噛み砕いたものを表現しているので
場所探しは意味ないことなのです。

人々の様々な想い出を秘めて
建物たちは無言のまま、時間のなかに埋もれ廃れていくのです。

下塗り中













前作、下塗り中の画像です。
これからもっと細かくディテールを描き込み
形も整えて、経年変化の廃味(笑)も出て
ますます妖しくなっていきますので
もう少しお待ち下さい。

京都展のDMも只今印刷中です。
こちらももう少しお待ちくださいませ。


★個展「幻燈街」2014@京都きんせ旅館 

5月28日(水)~6月1日(日)
京都島原 cafe&bar <きんせ旅館
素晴らしくトチ狂った建物












漸く色々なことが一段落再始動となり、また作品の途中経過を
アップできる状況に戻ってきました。

新学期しょっぱなからトチ狂ったとは、
我ながら可笑しいのですが仕方ないのです、本当に
この描こうとしている建物は実際トチ狂っていました・・・。

この建物は、種々の建物を無理やりくっつけてみたような
全体像のつかみにくい、見るからに妖しいもので、
然しながら部分部分はいやに凝り凝りに凝りまくっており
色も(これから付けていきますが)基本は
くすんだ朱色と灰色がかったピンク、
そこに錆と剥落と崩壊とが合わさって得も言われぬ
雰囲気を漂わせているのです。

何処を録っても面白いので、描く場合にどう切り取るか
散々迷いましたが、まあ一番メインとなる角を先ずは
描いてみることに。

此処だけ見るとそんなに変態チックではないのですがねぇ。
現物を見たい方は、情報はこっそり教えますので連絡下さい(笑)。
まだ残っていればの話ですが。


★個展「幻燈街」2014@きんせ 

5月28日(水)~6月1日(日)
京都島原 cafe&bar <きんせ旅館

仕上がりもう少し・・・












桜が咲き始めました。

染井吉野の透明感のある明るさは
春への嬉しさと共に、儚い幻のような切なさを運んできます。

画のほうも、そんな気持で少し切ない仕上がりに…。





★個展「幻燈街」2014@きんせ 

5月28日(水)~6月1日(日)
京都島原 cafe&bar <きんせ旅館

デコラティヴな装飾
IMG_1768 (2)










2月も早半ばを過ぎ、苦手な寒さに何とか堪えつつ
後もう少しで3月だ・・・と思いながらお弁当作りの早起き生活を続けています。
ほんのすこしずつ、夜の明けるのが早くなっていることが
何より嬉しい。

3月中旬までは、小さいサイズの画は少し置いておき、
大きい3点を仕上げることにしました。
そのほうが後で気持が楽なので。

五月の京都の展示を決定した後に、描きおろす画に加えて
あの作品をもう一度焼き直して出したい、という想いが湧いていました。

あの作品、というのは「Apartment」という展示(2011)をした時に出した
京都の五番町に嘗てあった建物を描いたもの。
現存の姿を私は拝することができましたが、その翌年くらいに解体されてしまいました。
素晴らしくデコラティヴな装飾が施された建物で、
カフェー建築の極みのような姿でしたが、近年はアパートとして使われていました。

この作品は今見るとやはり色々想い出もあり
しかし描き込み足りない部分も見え、再度リニューアルさせてみることにしたのです。

窓の装飾ももう一度手を加えたり塗り潰したり、
漫然としたものにならないよう、また
うるさくなり過ぎないように気をつけて、まだまだ作業は続きます。
5月にはこれがまず玄関で出迎える作品になるかも・・・。

*ちなみに、この画像は作品の一部分です。
緑の色硝子
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菱形置きの、最初に描き始めていた画も
この程度まで進んだので、まだ完成ではありませんがアップ。

隣県のK市の印象的な建物。
町の角に建つこの建物は、なかなか個性的な形状で
モルタル部分は汚れているものの、色硝子の入った扉や窓は
ロマンティクな時代の残り香を感じさせてくれます。

最初から緑色をキーカラーにしようと決めて描いて来ました。

仕上げまで、もう少し手を入れていきます。
Designed by aykm.
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