前回に引き続き、ペンによる線画。モチーフになったのは京島の長屋である。勿論見たままではなく、遠近法も無視、建築的に何処がどうなっているのかも無視、自分でも可笑しいくらいに換骨奪胎してある。
この、言わばアイデア・スケッチを何度か繰り返してかたちを練り、最後に色彩画に仕立てる。
陋巷の建物は木造が多いのだが、かといって木の色だけというわけでもない。あとから異素材を継ぎ足しくっつけたようなものがかなりある。それがおそらくは「必要」という観点からのものだから、それなりに存在感があり、一見脈絡無い色かたちなのに、非常に存在感を感じることがある。だから、画にするときも、あまりそこからはみださない色をつかうことにしている。そのためのメモ書きを、このようにアイデア・スケッチのなかに記しておいている。

この、言わばアイデア・スケッチを何度か繰り返してかたちを練り、最後に色彩画に仕立てる。
陋巷の建物は木造が多いのだが、かといって木の色だけというわけでもない。あとから異素材を継ぎ足しくっつけたようなものがかなりある。それがおそらくは「必要」という観点からのものだから、それなりに存在感があり、一見脈絡無い色かたちなのに、非常に存在感を感じることがある。だから、画にするときも、あまりそこからはみださない色をつかうことにしている。そのためのメモ書きを、このようにアイデア・スケッチのなかに記しておいている。

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