
裏話になるが、今日は画でなく愛用画材を並べてみた。
私の画を見て、「これは何画?」と聞かれると答えに窮するのだが、これらをご覧になって何画と言うべきか、ご判断頂ければ幸いです。
というわけで左上、ジェッソ君。普通は下塗りに使うものだが、私はそのままこれを背景色としてしまう。(これは有元利夫のやり方に少しヒントを貰った)。画像に白いへらのようなものがあるが、これで画面に塗りつけたり、ばさばさになった平筆で塗ったり。白いボードが、愛用の麻紙(まし)ボード、サイズF0。5ミリ厚の板に白い麻紙を張り込んだもの。滲まないようにドーサという液体がかけてある。これは日本画用の画材。かつて日本画学習時代に使っていて、そのまま現在まで使用。この上にジェッソをかけると、好い具合の肌理が残り、風合いも出る。こんな邪道なやり方をしているのは私ぐらいだろう。
チューブ状のものはアクリル絵の具。だいたいこの10種くらいのグレーを基本に、適当に混ぜながら使っている。メーカーもばらばら。色が気に入るとどこのでも使う。ターナーのアクリルガッシュで和風の色名シリーズを出しているが、紅梅色や淡水色は建物の色によく使う。どちらか言うと、ソフトタイプが好きである。
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