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N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
岐(わか)れ路の家


陋巷画日記・4回目です。

横尾忠則さんが二叉路の画をよく描いておられるのは有名だが、二本に限らず、分岐している路というのは何かしらものを想わせるものだ。十字路や三叉路、そしてそこに往き交う人びとを見ていると、何となく物語があるように感じたりする。

辻、という言葉も好きだ。
この字自体も国字なのだそうだが、村や町の境には見守ってくれる賽の神のようなものが居ると信じた、昔の人びとの心の在処を想ったりする。
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