

ふるさと歴史館の展示が終わってひと月経た今日、雑誌「すまいろん」春号が出た。<すまい再発見>の項に、「曙ハウス-建物の解体とブログ-」というタイトルで、m-louisさんの文章とmasaさんの6葉の写真が最後の見開き頁を飾っている。内容は
●根津のブラックホール-曙ハウス
●解体の噂と共に
●曙ハウスの輪郭
●曙ハウスの居住形態とその変遷
●プレート「スウハ曙」とその行方
の項に分かれ、根津の裏通りに80余年を耐えたアパートメントハウス、「曙ハウス」に関するレポートが綴られている。非常に分かりやすく、また簡潔にまとめられた文章は、ここに全部を引用したいくらいだが、是非興味のある方にはご購読頂きたいと思う。(店頭販売は残念ながらしていませんが。)
そして永らく展示していただいた拙「曙ハウス間取り図」の全図を併せてここにアップすることにした。(撮影GG-1さん。)こんな耳付きの和紙に描いたのである。(文字を読めるようにサイズは大きくしてあります、ご了承下さい。)
ハウスは解体されたが、プレート等は保存され、そしてある意味記念碑的なレポートがこうして活字になり、そして根津の片隅の古色蒼然としたあのたたずまいが、また人びとの記憶の中によみがえってくれることをささやかに希う。
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