
紫陽花も咲きくちなしも香り始め、もうまもなく梅雨にはいるのでしょう。雨の季節はやっぱり続くと鬱陶しいものではあります。
でも雨の町は何となく寡黙で、繁華街もいつもの脳天気な喧噪が少し抑えられるのは好きなのです。
勿論下町や陋巷も、雨の似合うたたずまいは其処かしこに見られ、濡れたモルタルの壁や、一層錆の増す鉄の窓枠など、やっぱりそれらも惹かれるディテールです。あと、何故か私はアスファルトの濡れるときの匂い、乾いてゆくときのあの独特の感じも惹かれるのです。全くその理由は自分でも説明できないものなのですが。。。
今日の画は描き捨てたようになっていたもの。
雨の日は暗いのですが、妙にほの明るい空になったりする、そんな感じを描きたかったような。。。
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