
陋巷画日記・7回。
解体されてゆく旧い建物を惜しむ日々、それでもまだまだ都内にもこんな処があるのだと思うような箇所にも遭遇したりする。
都電の沿線から少しはいった南大塚のほうにも、なつかしい薄暗がりを持った家々が点々とある。此処のはいり口は、玄関に達する前に潜り戸のようなものがあって、錆さびのトタンに郵便受けが付いている。玄関に至るほそい路はちょっと嬉しくなるような?雑然ぶり。何だかわからないがごちゃごちゃとものが置いてある。それでも居心地は好さそうだ。
玄関をからからと開けると、どんな生活があるのだろう。
夕餉のお総菜を鉢ごと分け合ったり、そんな付き合いがまだあるような雰囲気ではあるのだが。。。
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