
実家を片づけていると、忘れかけていた色々なモノが出てくる。
大学の美術部時代に何故か毎週のようにやっていた、ヌードクロッキーのデッサン帳がごっそり出てきた。見てみるとかなりなつかしく、個々のモデルさんの特徴なども想い出すのである。
最初は10分、その次5分、3分、というふうに時間を短くしていってクロッキーの練習をしていたのは、なかなか勉強にもなったし楽しかった。
人体というものを、線でかたどっていくことの難しさ、そしてその曲線の尽きせぬ魅力。
今現在、自分の作品のなかに人物が現れることはないのだが、人体を描くということそのものは、結構好きだ。