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N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
N的谷根千shop案内



展示も近くなってきました。
4/26(土)~GWは皆様是非、下町 谷中・根津・千駄木散歩にお出かけ下さい。

というわけで、今回は私的ではありますが、お気に入りの地元のお店をピックアップです。

昨年から今年にかけて、谷中には新しいお店が幾つか出来たのですが、その中でも当初から好きになってしまったお店が2軒あります。

ひとつは、プフレーゲライヒト。この、変わった名前のお店はnidoさんが「大倉さんが好きそうなお店ができましたよ~」と教えてくれたお店。小さいけれど清潔感あるディスプレイは、何でも器用に手作りなさるオーナーの来(ライ)さんのセンスに溢れています。ヴァイオリンの製造を学んだ彼女らしい、色々な道具や釘などの商品もあり、雑貨屋さんですがその括りを超えた楽しいお店です。
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お店に伺うと色々ほしくなってしまうのですが、先日はしっかりした縫製の、布バッグを戴きました。洗練された縞の模様、小振りのサイズ、巾着のかたちも可愛く、これもライさんがひとつずつ手作りなさっています。私と同じく透き通った色のものがお好きとのことで、バッグ横のプラスチックのボタンブローチもありそうでない、可愛いものです。

もうひとつは、nidoからもすぐの谷中よみせ通り沿いに最近できた、Maisという洋服屋さん・・・というか雰囲気はブティック。でも私が紹介するくらいですから、入りやすい雰囲気と、あたりに溶け込む温かさがあります。まだたった一度はいっただけですが、これからは行きつけになるでしょう。
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ここの商品はご主人がデザインされた洋服を奥様がお店で販売担当なさっている、ということでしたが、サイズも小振りな感じで私にも合いそうだし、やわらかな素材で見た目にも心地よく、それでも何処かに可愛さのあるデザインが素敵です。
小物のセレクトもセンス好く、一目で気に入ってしまったこのピンブローチ兼髪飾りを戴いて大事にしています。お店では柔らかい綿マフラーの首もとをこれで留めてありましたが、私はバッグにつけたり黒い服の襟に留めたり、着物のときに髪に挿したりとフル活用しています。

最後にもう一軒、根津にあるアンティーク着物の店、Ponia-pon
アンティーク着物ファンにはかなり有名なお店ですが、私は家が近所なのでスーパーの買い物袋を提げて前を通ることもしょっちゅうです。
店主大野さんの目に留まった大正昭和のうつくしい着物は、いつまで見ていても飽きない魅力に溢れています。モダンであり華やかであると思えば、儚く無性になつかしい想いを誘うものも。。_Y3H1460aaa.jpg

閑なときは着物のお手入れや、帯結びの秘策、そして非売品の珍品なども見せていただいたり教えて頂いたり。この縞の着物は汚れや傷みもあったため割と安い値段で出ていましたが、相談して袖口を織り込んで汚れを見えなく仕立て直して戴いて着ています。自分の着物のなかでもとても気に入って愛着もある一枚です。古い物の好さを今に甦らせる、こんな素敵なお店が近くにあるのはまことにシアワセなことです~。

どのお店も共通しているのは、お店のオーナーさんが魅力的で学べる何かを持っているということ、自分の感覚と(僭越ですが)似通う部分があるのではと思われること。そして、作り手の意思が伝わる商品を置いているということでしょうか。

勿論他にも沢山この町には素敵なお店があるのですが、最近特に・・・と言われるとこの3店。そして勿論、そこにnidoも入れましょう。

*nido展のほうの私の在店日予定はまだあまりはっきりしませんので、もしお見えになる日がわかりましたらメールやコメント(非公開も可)いただけると助かります。よろしくお願いいたします。
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