
イラストの仕事が無事終わり、9月に刊行予定です。文庫本のカット15枚ほどですが、普段めったに描かない人物イラストなので、上手くいくかどうか・・・と思いましたが、準備期間がたっぷりあったため、慌てないで描けました。ええ~こんなん描くの?という感じですが、また本が出来ましたらご報告致します。
で、久々陋巷画日記。梅雨時にふさわしい湿り気たっぷり(笑)の路地。。。
中小規模の商店街にはよくあるプラ花の飾り。あの安っぽい色合いが、何となく好い。
こじゃれたナントカストリートには絶対アリマセン。
歳末になって、餅花っぽい玉飾りに一新したりすると、それはそれは好い感じ。
今の季節は七夕っぽい飾りになっているとぐーです。
少々寂れた商店街というのは、そこから入る細道なども非常に惹かれるもの。
ついつい右に左に、丁寧に辿ってみたくなるのです。
ここは舗装もされていない路地で、薄く緑を刷毛で塗ったように苔が生え、ほの暗さが何とも印象深い処でした。
プラ花の徒花的な虚のあかるさと、しっとり湿った薄暗い路地、
そんなものを孕んでいる町は、やっぱり懐深い気がするのです。
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