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N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
路地のある呑み屋街
路地のある飲屋街354










ここのところ急に冷えるようになって、季節の移るのが肌で感じられる。
路地にぽっと点くあかりが、何だか恋しいような。

秋口に川崎の裏町を歩いたとき、こんなふうに小さな路地の両側にごちゃごちゃとスナックや居酒屋がかかたまっている処があった。小さいけれどアーケードまで付いている。この日は祝日の昼間だったからお店は閑散として暗く、シャッターもぴちりと閉まっていたが、平日の宵くちは、常連さんがちらほらと引き込まれるようにやってくるのだろうなと思わせる。看板など新しくなっている箇所も多いが、何となくやっぱり昭和の雰囲気だ。奥の方には「稲庭うどん」の大きな提灯も。
ちょっと温まるくらい、気持ちよく呑んだ後に、つるつるっと稲庭うどん。
そんなのも好かろうて。
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