
おそらく川痕であろう、叉路の多い町を歩いた時にあった家を描いてみた。
二叉路の交わる部分に建っているのだが、鋭角の部分はどうしようもなかったと見えて、ただのコンクリ敷きになっていたが、そこが罅割れて少し苔なども生えたりして、そのどうしようも無さが何だか面白い。それを挟む家も、店舗兼住宅なのか、シャッターが降りていて判断しかねたが、変な造りで何処がどう中でくっついているのかよく解らない。だが、外目には大変惹かれる造形であった。
こういう建物はやはり、ぴかぴかの高層建築の町では見られない。
この罅割れた凹の日陰の部分にしゃがみ、吸えるなら(吸えないけど)一本煙草をくゆらせて憩いたいような、・・・ああそんな気持になるのは、やっぱりワタシが変なんでしょうね。
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