

3日間にわたって行われたクラポサ着物フェス、展示無事終了いたしました。
おいで下さった皆様、ありがとうございました。
また、参加作家の皆さん、関係者の皆様、お世話になり本当にありがとうございました。
どうなることやら初めは全く分からなかったのですが、色々な分野の方がたと楽しくお話することもでき、また様々な作品にものづくりの刺激も頂き、そして勿論お宝アンティーク着物の数々も沢山見ることができました。
本当は色々ここでもひとつひとつ紹介したいぐらいですが、時間の余裕がとりあえず無いので、いずれ機会をみてご紹介することもあろうかと思います。
3日間連日着物を着たのも初めての経験で、やはり大変でしたがコーディネートは楽しく。。。
画像は最終日に着た自分のコーディネートですが、桜の刺繍半襟、やわらかもののちょっとモダンな、でも色は私好みの渋いよろけ縞ふうの着物、大好きな桜の帯(本当はもう少し藤色)、細かい花柄の長襦袢。全て戦前のもの。着物の八掛(裾部分の裏地のような部分)には、御覧のように黒地に紫の薔薇がひそかに咲いている。。。普段は見えませんが裾捌きによってひるがえると、ちらっと見えるのが何とも。
さて3月ももう終わりですね。
今度は来月末からのnidoの展示に向けて全力投球です。
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この画にも硝子の額が付きました。
額、というより最初から全体のデザインをこうしようと思っていたので、もうすべてが作品の一部です。
nidoのほうでもそんなワタシの要望を、そのまま受け入れて具現化してくれます。いつもありがと~。
昭和初期の建築の丸窓、ステンドガラスのデザインの素晴らしさ。
名建築にもありますが、場末の色町の建物にも眼を見張るような凝った意匠がなされていたことに、今更ながら感動するのです。
もう20年余もそういった世界に魅せられ、追い求めて色々な町にも出向きましたが、いつも「投捨てられた襤褸の片(きれ)にも、美しい縫い取りの残りを発見して喜ぶ」(墨東綺譚)・・・荷風のあの文章が頭をよぎります。
画自体は全くのワタシの創作ですが、このコラボ作品に少しでも心動かされる人がいるとしたら、やはり「あの時代」へのそんな憧れを解って頂けるのでは・・・と思うのです。
今年の展示のスケジュールが色々決定したので、まとめてお知らせします。
(今回は画はお休み)
①3/27(金)~29(土)
クラポサ着物フェス FLOWER GARDEN~春から夏へ~ (コラボ参加)
@ギャラリー やさしい予感 (目黒)
詳細はこちら→クラポサブログ スクロールしていくと、ワタシの画の記事も出てきます。(大野らふさんの推奨文!)
②4/27(月)~5/6(祝) 期間中無休
色硝子の町 (ステンドガラス工房nidoとのコラボ)
@nido (谷中) 昨年に引き続き、nidoとのコラボ。今年もまた新たなコラボ作品続々制作中!
③11/7(土)~12(木)
個展(タイトル未定)
@ギャラリーツープラス (銀座) 小さなものから大きな作品まで、描き下ろし、陋巷の名も無き建築たち。
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①について。
今回初めて参加することになった展示イベント。企画自体初めてなので、どういう感じになるのかはちょっと分かりませんが、詳しくはクラポサブログを御覧下さい。一言で言うと、かなり乙女な感じのイベントです。期間中はライブや着物受注会や、公募モデルの着装+撮影、落語会などがあり、展示だけをじっくり見る個展などとはちょっと趣が違います。華やかなアンティーク着物女子が出入りしていると思いますし、販売するものも、イラストや拙画のようなものから、色々なアーティストの小物、着物用品、ジュエリーなど様々。そういう雰囲気に惹かれる方は是非どうぞ。
展示作品だけ見たいという方は、27日はオープンが16:00からの上、この日のみライブがあるため、チケット購入者のみの入場となりますので、避けて下さい。28日か、29日の落語会終了後などが、入りやすいかと思います。拙作品は小品5~6点の予定です。(全て販売予定)
というわけで、クラポサはあくまでイベント中心なので、いつものような作品展示をゆっくり御覧になりたい方は、②・③の展示をどうぞ楽しみにお待ち下さい。
どうぞよろしくお願いします。
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