
P15というサイズ(65.1×50.0cm)で久しぶりに描いている。
多分、秋の個展に出すとしたらその中では最も大きいサイズになるだろう。
作品は、今年の1月にこのブログに出したもの(「追憶の鳥」)を下敷きにしてみた。この鉛筆描きを描いた時から、これは少し大きめに延ばしてみたいかなと思っていたのだ。
色もほとんど抑えた、廃味(?)の強い、タッチの粗いものにしてみたいという、明確な欲求が当初からあった。だが何処かに繊細さも残しておきたいし、何より今回の個展では、何処か物語的な要素を醸し出す作品を並べてみたいのである。
珍しく形(構図)がハッキリ決まっていたので、描きだすと一気にここまで来た。
まあまだ手は入れるのだが、やっぱり構想をなるべく100%に近いところまで創り上げて描き始めることが、ワタシにとっては必要だなーと思う。のであった。
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