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N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
トタン貼り作業中













只今トタン貼り作業中です。
愉しいです。

順番はいい加減です。
これからメインの青トタンに取り掛かり、
錆サビ度を上げていきます。
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四角な画面に四角い構図












前記事の画は、アドバルーンも描いて、だいぶ出来てきましたが、それはまたそのうち。
並行して、シンプルなかたちの画を描き始めるところ。

思い切り四角な構図の、トタン小屋。
本当に四角な建物でしたよ。
入り口は右側の側面にあったと思いました。
しかし既に廃屋で、斜めに木材が打ち付けられ、もう風化に身を委ねて・・・
でも、何故か存在感のある、不思議な古屋。

何とか魅力的に描きたいものです。
変更~
otogino-machi 001b












あれ、どこかで見たような画、いや、違うか?
と思われた方、貴方は正しい。。。
じつはこの画は、これだった。

暫くぶりでつづきを始めたのだが、色々思うところありて、
段々このようになってきた次第。
アドバルーンはこれからまた描きますが、町の雰囲気がより「おとぎの町」ふうに。。。

当初、イラストのような平面チックに、と思っていたのですがやはりそれだと安っぽく感じられて来たので、変更路線。。。
最後どのようになりましょうや。まだ描き方が大雑把なので、
あんまりスルドク「変じゃん、前の方がまだまし!」って突っ込まないでね。
いや、突っ込んでも好いけどね。
ますます変になるかもしれないので。
ゲートのある場末の一角













この画もほぼ仕上がり。(タイトルは仮。P15号。)

実際はもう少し、ポイントの差し色がクリアな感じ。

この一角は非常に場末感漂う、時代錯誤のような異空間だった。
実際のゲートはもっと小さく、路地も狭く、こんなバーの看板は無いが、
廃味に少し、過去の残夢を匂わせたかったので。。。
海の近くのSnack Bar












この画もほぼ仕上がり。

この建物のモチーフとなったのは、とある地方都市のはずれ、港湾近くの嘗ての歓楽街に残っていた建物。この一帯はもっとそれらしい、旧い建物もぽつりぽつりと残っていて、そちらも非常に好かったのだけれど、画にするにはもう少し練ってみたいので、暫しお預け也。

画面に浮かんでいるとりどりの丸いもんは何か?
え~と、描いておいてその答えに窮しますが、まあシャボン玉か、
はたまた過去の夢・・・(笑)とでもしておきましょうか。
何となく、解っていただければそれでよいのです。
そして、籠から外に出た青い鳥の声を、
微かに聞いて貰えればそれで。
京華 3













ほぼ仕上がり状態。

全体的に様子を見ながら雰囲気を深め、
三日月、遠景、電柱、などを描き込む。
モニターにも拠るのでしょうが、今回の画像が多分最も実物に近い色感かと思います。
ハイライトの部分は、実物ではもう少し強い印象かもしれません。

澄んだ秋の空気のなかに、過去の切ない情感が漂う、
そんな想いが、見る人の心に自ずと湧きあがれば・・・
好いのですがね。
京華 2
kyouka 004a











ほんの少しずつ、繊細な部分の描きこみをしている。
色硝子とタイルと。。。

地面も、湿り気を帯びた空気の中、薄い絹を重ねたような味わいにしたいのだが。。。

ちょうど個展まであとふた月。
8~9割方描いて、寝かせてある作品(笑)らを仕上げていく。
時間を置くと、意外に色々見えてくるのが面白い。

と同時に、来年のことも少しずつ考え始めている(鬼が笑っております)。
京華 1
kyouka 002a












京華(キョウカ)という屋号だった(と後から判った)、ワタシの惹かれてやまない建物。
(現存せず)。

これから、色硝子、タイルのディテールを描きこみ、
灯りを点灯します。
地面もまだまだ描きます。

11月の個展用の、最後の大きめの作品。




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