N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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試作品05 迷宮アパート













F0サイズの木のパネルが出てきたので、それに直描き試作。

迷宮という言葉が結構好きなのですが、「迷宮入り」は好ましくないですね。
おそらく、泉鏡花の「草迷宮」という作品と、それを映像化した寺山修司の作品に影響された・・・
(もう随分前ですがね)ような気もします。

何だかミステリーぽい仕上がりですが、
屋根のぼかしみたいなものをちょっとやってみたくなり、試した一枚。
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試作品04 極楽荘













F3サイズで、また試作品を描いてみた。

南千住に「極楽荘」というアパートがあって、6~7年前偶然そこを通りがかった時、そのネーミングにすっかり「やられ」て脱帽したのだった(笑)。
南千住という町は、いつ降り立ってもワタシの中では変わらず「すがれた町」だ。
刑場跡だった年月が、今も駅周辺にスレッカラシた風と共に立ちのぼってくるような。

そこで出会ったこのアパートには、一本取られてしまった。
おおよそ「極楽」イメージとはかけ離れた、よくある場末アパートでしかないのだが、
妙に気に入って、長いこと描きたいと思いながら実現していなかった。

実際はこんなには細長くないし、壁もピンクがかった色であったのだが、
自分の印象だけで構成した。

ここまで描くとちょっと判らないが、最初かなり多めに線描きをしてから絵具をのせて、
線を消しながら、起しながら整理しながら描いてみた。
自分的には、試作としては、あ、このやり方で少し有効か?というものがあったので
まあ好いほうかな。(て、作者にしかワカラナイ独言ですが。聞き流してね)


*オドロキの追記:

もう現在は無いかもしれないと、念のためググってみたら、何と此処は簡易旅館として営業しているのだった。
一泊2500円、2畳半(!)の部屋で、冷暖房無し、カーテンは破れているそう。。。
いや~オドロキました。
もし此処へ宿泊なさった方は、是非レポお願いします(かなり勇気要りそう)。
解体中のアパート















町歩きの途次、いやそれ以前に住んでいる町のあちこちで、
解体中の建物に突然出くわすのは、珍しいことではない。

毀す、無くなるということからくる悲哀の感情と、
その解体中の建物の異形さ、またそこに繰り広げられている非日常の光景、
それに対してはふつふつと興味が湧きあがって立ち止まってしまう。

あっけなく数日でまっさらになってしまう前に、
とにかく記憶のどこかに、その印象を留めておき
そして白い紙面のなかに、再び姿を変えながら構築する
(いやこれは永遠に毀れているけど)
その作業は変に愉しい。

試作品03のバリエーション












試作品03で描いている建物を、抽象味を濃くして線だけで描いてみたり、
そんなこともしている。
同じ建物だとは、言われなければちょっと判らないでしょう。

先日来、昭和初期のTという画家の作品が心に引っかかっていて、絵筆が止まっている。
色々な先達の作品を見ていると、時々自分に足りないものが痛烈に感じられることがある。
自分に足りないものに気づかされる、それは
とても重要な過程であろうと思う。
ああもっとこうしたい、こうするためにはどうしたらいいか、
そういう課題がどんどん出てくる。。。


Tは不遇な画家であるが、画からはそんな感じは全くと言っていいほど感じられず、
非常に<自在>なのだ、モチーフも表現も。
才能と言ってしまえばそれまでだが、何とか彼の画からも、
自分の描く上でのヒントやきっかけを学びたいと切望している毎日。
試作品03の続き














前回の画の続き、経過です。
まだもう少し(だいぶ、かな)直したり、
手を入れなければなりませんが。。。
試作品03














試作の3枚目。サムホールサイズ。
下図の下図の、そのまた下図・・・というところ。

大きい作品でこの建物を描くつもりなのだが、構図はこれとは違って縦位置にして、
建物の中心部のみ描いてみる予定。

全体の絵具の乗せ方、線の描き方を、この小さいサイズで試してみようと思う。
試作品02













試作品その2。サイズはF0(18×14cm)。
小さいです。でも本画にも使う麻紙ボードを使用。
画像だと、実際よりかなりハイライトが明るく見えてしまうようです。
(多少修正したのですが。。。)
光と影、ということを少し意識して描いてみたのですが、うーん。どうかなぁ。
これも完成作とは言えません。展示には出さないかと思います(多分)。

・・・と試作しながら、今日漸くひとつ、大きい作品の骨子が自分の中で出来上がり、
今 現物大(P20号)の下図準備中です。
形が決まるとちょっとほっとします。
ロマンチックな色硝子がちりばめられた、今は無き建物・・・です。
試作品01













大きい作品を描き出す前に、幾つか小さいもので試作をしてみたいと思い、SM(サムホール)サイズのものをひとつ描いてみた。
絵具の乗せ方、線の残し方描き方、形、・・・その他自分の中では色々な懸案事項があって、
描き出してみるとやはりまた不十分な所などが見えてくる。

この作品も、完成というわけではなく、まだまだ最初の踏み台という感じ。。。
L字アパート ラフ













「ラフ」というカテゴリを作った。
クロッキー帳に殴り描いている、所謂アイデア・スケッチの類である。
本画になるかならないかは不明なプリミティブな段階であるが、
まあ、堪忍え~~。
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