
アパートであるが、ちょっと今までとは構図などが異色な?作品をアップ。
モデルはあるが、全体としては自分のイメージで風景を換骨奪胎して構成した。
というより、周囲のものをほぼすべて排除して、アパート(手前)と廃工場(遠景)のみに絞った。
寂寞とした光景を描いてみたかった。
お気づきの方も多少おられるかもしれないが、嘗て鶴見にあったあるビール工場と、そこへ行く途中で出会った、全く何の装飾もない、殺伐とした感じのアパートをモチーフとした。
しかし両者とも、私にとっては非常につよく印象に残った建物たちだったのだ。
色々ご批評もあろうかと思うが、先ずは自分の心象のまま描いてみた一枚。