N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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絵筆のこと
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個展も終わって、現在アップする画もないので久々に画材ネタ。

現在、画を描くのに最も使用する絵筆は、平筆である。
いつからか、ほとんどの部分をこれらで描くようになった。
特に、硬めでぴしっとエッジが決まるものが好き。
だが、ばほばほになってしまっても、それはそれで使い道がある。
建物の経年の汚れなどを描くときには都合がいい。
ということで、ほとんど捨てないのでかなりの本数がたまった。

一番左のものだけ、細い線描を描くときに使う面相筆。

この写真には無いが、日本画時代によく使っていた刷毛なども、
大きな画面の背景などにはたまに使っている。
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『玉の井』色街の社会と暮らし
tamanoi-hibi-ura081.jpg











驚くべき労作の著書が刊行された。
日比恆明著、自由国民社刊『玉の井』である。

「赤線跡」シリーズ等でお世話になった自由国民社の、名編集長竹内氏が拙個展に来て下さってこの情報を頂いたのだが、実際この分厚い著書を手にしてめくった途端、鳥肌が立つような想いであった。

永井荷風の『濹東綺譚』の舞台として知られる玉の井であるが、知られている割には、これまでその赤線の町としての経歴の詳細を実証的に著述した書籍というのは、無いに等しかった。それが、今回この著書では実に詳細に調査し検証され、荷風ファンは勿論、玉の井に興味を覚える人にとっては、必読の著書である。

特筆すべきは、著者の歳月をかけた聞き書きと、戦前戦後のカフェー街の地図、そして店の内部の間取り図。こうした町の実地踏査には、聞き書きの重要性は大きい。だが、これは途方もなく骨の折れる、時間のかかる作業だ。しかし著者は丹念に丹念にそれを繰り返し、またその中からきちんと裏付けのとれる話だけを注意深く選んで記録する。また、これまで幾度か探査されながらも不完全で明確でなかったカフェー街の地図を、非常に詳細に明確な形で提示してある。私などは、もうこの地図だけでも感服してやまないのだが、今まで輪郭のもやもやしていた様々な事項が、判り易く丁寧に述べられており、膨大な資料とその検証・分析に基づく内容は、定価2800円では安すぎるとも思わせる貴重なものであると言える。

昨今は赤線跡歩きをする人も増えたが、是非そうした人にはこの著書をまず読んでほしいと思う。そして在る意味大変デリケートな来歴を持つこうした町の、明暗(極楽と地獄・・・)をふまえた上で、静かに歩いてほしいと思う。既にこうした町は現代からほぼ姿を消しつつあるのだが、こうした稀有にして貴重なルポルタージュは、今後益々その存在の意味を大きくしていくだろうと思われる。
来年はBar/Snack













今年の展示が終わったばかりなのに、もう来年のことを書きます。
来年の個展はタイトル未定ですが、モチーフは「Bar/Snack」系です。
個展終了後、2+のオーナー加藤さんとも、既に来年の傾向と対策を話し合っており(早)、
既に描く目星を付けている物件はどっさりあり(笑)、
この個展中にお客様を見ていて気付いたキーワードもあり、
今年よりも作品点数は増える予定です(断言して好いのか?)。
物凄く描きたいです。
一年かけて、じっくり描きます。
なので、今資料整理中です。

その中の一枚。
好い感じですねー。
勿論このままそっくりには描かないと思います。
一度自分のフィルターにかけて、描きたい要素を掬い取って描き出します。
この建物の全景や周囲も、とても惹かれる一角でした。
場所は企業秘密にしておきます(笑)。
次回も御期待下さい。
個展終了 ありがとうございました



おかげさまで本日をもちまして、2010年個展「Apartment」無事終了することができました。

主催のギャラリーツープラスさん、
おいで下さった皆様、
ブログ、サイト、ツイッターその他でご紹介下さいました皆様、
DMを置いて下さいました店舗の方々、
その他各方面でご協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。

今回初めて会期2週間の長きにわたっての展示でしたが、
とても充実して楽しく、また自分にとって意味のある展示となりました。

また今回、朝日新聞の反響がとても大きく、いらっしゃったお客様の半数くらいは
新聞で御覧になった方でした。
何度もおいで下さった方々や、ご遠方からのお客様も幾人もおり、
本当に画描き冥利に尽きることです。

疲労と虚脱感はありますが、やはり自作を人前に晒すことの重みと手応えを感じています。
またこれを機に、明日からは次回の展示に向けて精進いたしますので
どうぞ今後ともよろしくお願い致します。

個展開催中
  apartment-DM-ura2072.jpg












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★沢山の方に、ウェブサイト、ブログ、ツイッターなどのメディアを通じて
個展の紹介をしていただき、心より御礼申し上げます。
御一人おひとりに御礼を言う間がありませんが、お許し下さい。
皆様の応援が本当に励みになっております!
今後ともどうぞよろしくお願いします。


☆朝日新聞掲載の記事が、
 朝日マリオン・comでも見られます




大倉ひとみ個展
[Apartment]    アパートメント


2010年11月1日(月)-14日(日) 金曜日(5日、12日)休み
12:00~19:00
初日1日のみ13:00open、日曜日は17:00終了、木曜日は20:00終了 

@ギャラリーツープラス →HP
104-0061
東京都中央区銀座1-14-15 白井ビル2・3F
03-3538-3322

東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅 10番出口より徒歩3分

尚、ギャラリーは細い急な階段を上がった2・3階です。充分お気を付け下さい。
エレベーターはありません。すみませんがよろしくお願いします。

尚、私の在廊は、連日13:00~16:00頃の予定です。
諸事情により変更する場合もございます。ご了承下さい。

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