
クロッキー帳を一冊描きつぶし、ほんの少しずつだが
かたちを捉えて自分のものとして昇華していく作業にとっかかりが見えてきているような。
このまま加速していけると好いのだが。
ただ、作品(或いは商品として提示でき得るもの)として成立するまでには
まだまだ様々なせめぎ合いを解決しないと・・・。
今回のラフは、建物としては一見現役に見えるのだが、よくよく見ると
配管が途切れていたり傾いていたり、傷みや損傷があって
また周囲の雑然とした状況などからして、どうも機能していないような工場。
閑寂とした晴天の中で、放置されたような時間ばかりが流れていく。