N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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巷の路地裏










巷の路地裏の一角。

ひとけは少ないが人の棲む気配は濃くて
色々な匂いが混ざりあって
いつも湿ったつちが見えて
磨り減った段々を上って振り返れば
軒の低い屋根が連なり合い
煙突やら何やらが その上に沢山
突っ立って居るのが見えるのだ。
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閑寂なとき












部屋の片づけをしていてつい捲った文庫本の
尾崎放哉の句集に、引き込まれてなかなか止められなくなる。

口語自由律の句をよくした彼の、
世捨て人の屈折と、諦めと、でもその中にある
閑寂な趣、ユーモア・・・
そんな響きが今の自分にとても心地良いのかもしれない。

時計がなりやむ遠くの時計がなり出す

くるわの中の赤いポストの昼である

・・・・・・・・・・

画像は、地方の小さな町の
閑寂な(笑)廃れスナック。

Barber I













まだ12月にもなっていないのに、華やかな街なかを通ると聞こえてくるのは
気の早いクリスマスソングだ。それを聞く度に私などは心浮き立つよりも
何故か切なくなってしまう。そして、街が華やかであればあるほど
疎外感のようなものを何処かに遠く近く感じて、目を伏せる。
つまらない感傷であるとも思う。

自分は街育ちであるから、街が好きなのだが、どこか浮足立っている街は
淋しいものに映る。そして、喧騒を離れて 時代錯誤な商店や
一日中洗濯物のぶら下がっている日陰の裏路地の静かな空間にはいると
漸く自分の心の居場所を見つけたように、ほっと安堵する。
可笑しな感情であるとも思う。

画像は、すでに無くなってしまったとある床屋。
古びてオンボロだったが素晴らしい建築だった。今は新しく店舗を建て替えて
御商売は継続して居られる。
小さな駅のすぐ脇にあって、今でも閑かなたたずまいを残している。

Blue Barber
blue barber003













来年の個展の大体の骨子は頭の中だけでゆっくり固まりつつありますが、
ブログで本画を出すようになるのは年を越してからかもしれません。
それまではまだ形や色をじっくり練りたいと思っています。

此処に出すのはその中途の描き捨てラフですので、
どうぞそのおつもりで。
ああまた練習曲だな、という感じでお願いします。
そろそろ











風邪をひいてしまい、なかなかだるさがとれないで
引き籠もったまま数日過ごしてしまった。

少し恢復してきたので、来年のために資料とする写真を整理する。
撮ったままいつか描こうと思いながら、そのままになってしまっているのが
随分とある。

観たままを描くのではない私の場合、
対象の建物をどう自分なりに料理するかにとても時間が掛かる。

だが、そろそろそうも言っていられない。
画像のこれも、もう潮時かもしれない。

・・・というわけで、今回は画ではなく写真で
お茶を濁しました(汗)。

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