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N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
閑寂なとき












部屋の片づけをしていてつい捲った文庫本の
尾崎放哉の句集に、引き込まれてなかなか止められなくなる。

口語自由律の句をよくした彼の、
世捨て人の屈折と、諦めと、でもその中にある
閑寂な趣、ユーモア・・・
そんな響きが今の自分にとても心地良いのかもしれない。

時計がなりやむ遠くの時計がなり出す

くるわの中の赤いポストの昼である

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画像は、地方の小さな町の
閑寂な(笑)廃れスナック。

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