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N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
ケイヒンの匂い












この辺りに来るといつも思うのは
私の知っている、いや沁みついているかつてのあの匂いがあるということだ。

トウキョウでもヨコハマでもない、ケイヒン(京浜)の匂い。
お洒落さやそぞろ歩きやドリーミィな装飾、
そんな上っ面なものの一切無い、
剥き出しで無口で だが何故かがむしゃらな力強さのある、
感傷よりもずっと頑固な郷愁の塊がいつも私を迎えてくれるのだった。

そして運河から遥かに海を臨む時、
高く低く飛び交って啼く鷗のように、
刹那自在なものを掴めるような心地になるのだった。

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