N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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色の記憶
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菱形置き構図の作品、新しいものに次々着手しています。
それでないととても、5月までに10枚(目標・・・)は描けないので。
その他に大き目のものも描きおろす予定ですし(汗)。

遠くまで足を運んで下さる方にも、残念な思いをさせないよう
心して取り組まないと、全て画には出てしまうのです。

今回の画像はかなり色が鮮やかですが、これから少しずつ
くすんで行きます。ですが、この建物は古いものにも拘わらず、
本当に目の覚めるようなブルーのタイルで覆われていました。
状態もかなり良くて、おそらくちゃんと手入れをなさっていたものと思われました。

今は既にこの建物はありませんが、その色の記憶だけが今もありありと
よみがえるのです。
細部もまた、愛おしいような色彩の豆タイルが宝石のように
ちりばめられていました。

この周辺の町を訪ねた数年前の冬の日、
誰も居ない路地にわずかに西日が当たって、とても印象深かったのを
忘れ難く想い出します。

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色を重ねる
IMG_1680 (2)










下塗りをある程度したら、段々にその上に色を重ねていきます。

アクリル絵の具で重ねながら、雰囲気を出したい所には
パステルをかけていきます。

パステルで暈けてしまった線や、クリアに出したい所などは
細いペンや硬い鉛筆などで描き起こします。

現実の風景とは異なる画面ですが、或る程度建物や
道路などの翳や明暗にも気を配りつつ、あとは感覚任せです。

こういうやり方は、全く誰に教わったのでもなくいい加減な
私のやり方なので、アカデミックな技法を習得している方々から見たら
てんで可笑しいものに違いないので、参照しないようにして下さい(笑)。

ごくたまに、「ブログを観ている」という知らない若い人が展示に来て、
「とても参考になります」などと(お世辞)言って下さったりするのですが、
試行錯誤ばかりのこんな徒手空拳なやり方(それでもこの10年くらいは
これを続けている・・・)は今でもこっパズカシイのです。
もっともっとプロっぽい(憧れ)描き方になって行きたい(笑)のですが・・・
謙遜なんかではなく、本当にそう思っているのです。
真面目です。


色を作る
IMG_1672 (2)












以前は線を描くのが物凄く好きな人間だった。

今でもそれは変わらないのだが、最近は色を塗る、その前に色を作る時点で
もうその作業がとても楽しいことに今さらながら気づいたりする。

画を描いてきた何十年かの間に、色々な経過があり
現在は色を作ると言っても主にアクリル絵の具のことだが、
ここ10年ほどは漸くその扱いにも少し慣れてきたのかもしれない。
と言ってもメディウムなどは全く使用しない単純なもの。

下塗りでも生の絵具をそのまま塗ることはほぼ無くて、
ややくすみを帯びた色合いを作って塗り始めるのだが、その下塗りの色を作るのに
いちいち感動しながら調合しているのである(笑)。

ちなみに今回、アクリルガッシュの和のシリーズ(これがまた大好きなのだ)の
憲法色(!)という焦茶色と、一斤染(いっこんぞめ)という淡いピンクと
あとわずかなグレー色を混ぜて作った色が美しくて、それだけでちょっと充たされる。
まあ阿呆かいなと思われるでしょうが、画が描ける喜びは、そんなところにもあるわけで・・・。
ゲートのあった町 線描き
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菱形置き構図の画、また新しいものに着手です。

この画は「カフェー建築」そのものを描いてはいませんが、
かつてこの町が脂粉にまみれたような歓楽街であった頃、数軒の
それっぽい建物が残っていました。
昼間通ってもかなりアブナイ雰囲気でしたが、数年前の浄化政策によって
一掃されて、ただの川沿いの間延びした町になっています。

それについてどうということは言いませんし
町というものは時代の流れで変わっていく代物です。

ただ、この町の細い通りには幾つものゲートがあって、
これを何度か描いているのですが、このゲートに
郷愁をそそられるという人が案外多いのです。
面白いことだと思います。

異界に踏み込むような幻惑があるのだろうと思うのですが、
もうすべて無くなってしまった今では、画の中で静かに点っている・・・
のが、切なく惹かれてしまう理由なのかもしれないですね。
Snack Rumi 続き
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昨年から描いていた作品のその後です。

だいぶ色はイメージに近くなってきましたが、まだこれから
細かいところや部分にパステルをかけて雰囲気を作るなど、
幾つか完成までにするべき作業があります。

ダンスホールの内部のスポットライトのような光を
ちょっと夢ゆめしく散らしています。

京都で展示するのをイメージしながら、
少し楽しい気分で描きすすめています。
カフェー建築の菱形連作、10枚くらい描きたいところです。
新年おめでとうございます












新しい年となりました。
旧年中はありがとうございました。
今年も真摯な気持で精進したいと思っておりますので
どうぞよろしくお願い致します。

さて、本年は初めての試みとして、東京を出て
5月末に京都で展示をする予定です。
(秋には例年通り都内でも致します)

少しずつその内容をブログにてお知らせしていきますので
是非ご興味ある方はチェックして下さいませ。

場所は この画像の美しい色硝子の意匠を持つ此処で・・・。
どうぞご期待下さい!
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