
雪で引き籠もって、おかげで画が進みます(笑)。
前回の、だいぶ色が付きました。
まだ不十分ですし細かいところはこれからです。
でも、色のイメージは当初考えていたものに近づいて来ました。
赤い色が挿し色になることが多い私の画ですが、
今回も視線がまず赤に行くように。
私は尾崎放哉(ほうさい)の自由律俳句がとても好きなのですが、
彼の句に
くるわの中の赤いポストの昼である
というのがあり、この「ポスト」はきっと赤いだるまポストだろうと
思うのですが、その情景が目に浮かぶようで好きな句。
大正末年に41歳でこの世を去った人ですが、
その句は寂しくも飄々として、折に触れて句集を捲ります。