
京都展示の後片付けも、やっと済んで来ました。
昨日から梅雨入りして、当分晴れの日はないとか。
展示の間の京都は暑かったけれど、毎日雨・・・よりは良かったと思います。
色々なものを仕舞いながら、今回の展示で役に立ったものふたつ。
小さな懐中電灯と、硝子のフォークレスト。
きんせ旅館での展示をするにあたって、まず心配だったのは
会場内の暗さでした。日中室内に入ってくると、照明をぎりぎりまで抑えた空間は
とても暗く感じます。会場の雰囲気としてはとても好いのですが、
画を観て貰うには、苦情がでないだろうかというのが心配でした。
室内に照明を多くするのも何だか憚れるし、どうしたものかと思っていましたが、
小さな懐中電灯で照らすのはどうかというアイデアを頂いたのでした。
そこで、照らし過ぎず持ちやすく、値段もそこそこ、
まあまあデザインも悪くない・・・というのを
アキバであれこれ探し、4つほど仕入れて(笑)きました。
これが今回思いの外お客様に好評で、「薄暗い中で照らすと、ぼうっと過去の
なつかしい町の建物が浮かんできて好かった」という感想を多く頂きました。
「見にくい」という苦情は全く無くて、目が慣れるとライトを消して御覧になる方も多く見られました。
会期終了時には電池切れ続出でしたが(笑)。
それと、もう一つ、以前に手に入れて、この展示のために使おうと思っていたもの。
硝子のフォークレストは、京都寺町のアンティークショップ「瑳琉(さりゅう)」さんで買ったものです。
どこに使われていたかというと、実は芳名帳のページを抑える文鎮代わりにしていたのでした。
和風のものを使う方もいるけれど、何となく私は好みではなくて、
瑳琉さんでこれを見つけた時に、これを使いたいなぁと思ったのです。
重さもほどよく、使い勝手は上々でした。
本来はナイフやフォークを食事中に置いておくものですが、既に一点物でしたので、
違う用途で活躍してもらいました。
関係ありませんが、下に敷いているのは 根津のアンティーク着物のお店
Ponia-ponさんで以前買ったアンティーク端切れ。
モダンなトランプ柄です。古いものですが、とても綺麗です。
今年は自分的には色々節目でもあるので、この端切れを仲好しの地元のお店で
記念に可愛いバッグに仕立てて貰う約束をしています。
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