N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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画材の話


裏話になるが、今日は画でなく愛用画材を並べてみた。
私の画を見て、「これは何画?」と聞かれると答えに窮するのだが、これらをご覧になって何画と言うべきか、ご判断頂ければ幸いです。
というわけで左上、ジェッソ君。普通は下塗りに使うものだが、私はそのままこれを背景色としてしまう。(これは有元利夫のやり方に少しヒントを貰った)。画像に白いへらのようなものがあるが、これで画面に塗りつけたり、ばさばさになった平筆で塗ったり。白いボードが、愛用の麻紙(まし)ボード、サイズF0。5ミリ厚の板に白い麻紙を張り込んだもの。滲まないようにドーサという液体がかけてある。これは日本画用の画材。かつて日本画学習時代に使っていて、そのまま現在まで使用。この上にジェッソをかけると、好い具合の肌理が残り、風合いも出る。こんな邪道なやり方をしているのは私ぐらいだろう。
チューブ状のものはアクリル絵の具。だいたいこの10種くらいのグレーを基本に、適当に混ぜながら使っている。メーカーもばらばら。色が気に入るとどこのでも使う。ターナーのアクリルガッシュで和風の色名シリーズを出しているが、紅梅色や淡水色は建物の色によく使う。どちらか言うと、ソフトタイプが好きである。
お次が色鉛筆。愛用はスワンスタビロのもの。芯が硬く、これを尖らせて細部の線描きなどに使用。色も好みなのだが、最近これを置いている画材屋が減ったような気がする。芯のやわらかい水彩色鉛筆の方が幅をきかせていて、ちょっと淋しい。ケースに入っているのはリラ・レンブラントの12色グレー色鉛筆。濃淡12色のグレーが美しいので買ってしまった。でも実際はあまり使っていない。(芯がやわらかい・・)
筆は最近はアクリル用の平筆が多い。日本画を描いていた頃の方が、筆は味のあるものを買っていた。大好きだったのは、毛描き面相という極細の筆。
そしてパステル。アクリルで描いた上から塗ったりする。ぼんやりした暈かしをつくるのに使っているが、技法を習ったこともないので、もしかしたら随分いい加減な使い方をしているかも知れない。
それからおまけで、右上に見えるのは、日本画の絵の具、岩絵の具。硝子瓶にはいっているのを見たこともおありでしょう。もともと天然物は宝石の原石を砕いているから、非常に高価。30g何千円級。しかし発色は大変綺麗。だが、それも扱うのは技術を要するのだけれど・・・。子供が小さいときは岩絵の具を広げて、練って、なんていう暇がなく、また朱など毒成分があるものもあり、かわりにパステルを代用するようになり、・・・と、なにがどうオリジナルな技法につながるかわからないものだ。・・・さて、一体何画と言うべきか。でもだんだん、そんな名称を付ける必要もないという気になりませんか?別に自分の表現方法なんですから。で、最近は「混合技法」という便利な言葉もあり(格好良く言う人は、ミクストメディア)、「いえ~なんでもありなんですよね~」と苦し紛れに言っております。
Comment
≪この記事へのコメント≫
形から
>inkyo_annexさん
こちらにもコメント頂きありがとうございます。私も結構形から入る方です。で、最初のところで躓くと、短気になり、また白紙から始めるという、しょうもない性格でした、昔から。でも写真はお道具からはいられるのが、まっとうなのではないでしょうか?お写真を見ると、自在にこなしておいでと拝察致しますですよ。
2006/03/20(月) 09:55:18 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
お道具は
好きな方です。
というかお道具から入って参ります。(笑)
見た目重視、腕は後からついてくるってな感じで
寫眞もそうで御座います。
だからモノにならない!
重々承知致しております。ハイ<(_ _)>
2006/03/19(日) 23:03:37 | URL | inkyo_annex #-[ 編集]
>cenさん
こんばんは。いえ、あのその、そうですねえ。。。
2006/03/17(金) 21:20:45 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
こちらも濃~い話が続いてますね(^^;
2006/03/17(金) 21:01:30 | URL | cen #-[ 編集]
そうですか~。
Akiさんのところで読みましたもので。トラウマとは、可哀想な。。。幼児体験は後を引きますものねえ。痛。。
2006/03/16(木) 22:30:40 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
鯨尺
げげ…鯨尺だけは。
トラウマですかね(*0*)。
2006/03/16(木) 22:11:41 | URL | わきた・けんいち #-[ 編集]
色鉛筆
>kadoorie-aveさん
昔から私は色鉛筆が好きで、小学校の時、当時珍しい36色のトンボ色鉛筆を買って貰ったときは、もううれしくて一緒に寝てました。今でも少し残っています。スタビロは好いです。色も私好みですし。。要所要所をぴしっと締めてくれるんですよ、スタビロは。
2006/03/16(木) 08:40:40 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
けんちゃん!
変なおねえさんと喋ってないで、しゅくだいやりなさい!(ぱしっと鯨尺。)
2006/03/16(木) 08:32:17 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
neonさん、いい感じです~。
今度お会いする時は、(会っていただけるなら、ですが)べらんめえ調で是非!
画材のお話はとても楽しいです。今はもう、み~んな「ミクストメディア」(←カッコつけてみました)ですよね、その人に合った画材。
昔だって、油絵科で純粋な油絵を描いている学生なんてほんの一握りでした。立体作っている人や、インスタレーションの人も多かったですし。
スワンスタビロがお好きなんですね。私も硬めの芯のほうが好きなので、今度もっと試してみます。でも、本当に売っているところが減ったような気が...。
いただいた麻紙ボード、もったいなくてまだ机に飾ってあります。ちょっとは気の効いた絵を描きたいんです。
2006/03/16(木) 02:29:18 | URL | kadoorie-ave #a1gTsb.2[ 編集]
neon姉さん、失礼いたしました(≧≦) ゴメンヨー
2006/03/16(木) 00:00:28 | URL | わきた・けんいち #-[ 編集]
ばりばり
あの、私は生粋の、ハマッ子じゃん!でも今はばりばり東京の下町根津のneonオバサンだって、べらんめえ!(あっやりすぎました、すみません)
2006/03/15(水) 22:52:09 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
どちらの・・・
あれ、neonさんそのしゃべり方は?どちらのご出身?(関西人は、訛りといいたくないの)
2006/03/15(水) 21:36:23 | URL | わきた・けんいち #-[ 編集]
そ、そんな。。。の。
ひえ、そうですかの。今でも一日が早くて早くて、もう今日も夜ってのに、もっと速くなっちゃうんですかの~。まいりましたの。でもかつて若かりし頃より、友人に「年寄りっぽい」と言われてましたの。
2006/03/15(水) 21:05:28 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
お若いの
不惑を一つ越えてます~。>neonさん。いやいや、お若いの。これからですぞ。坂を転げ落ちるように加速的に年をとっていくのは、、、。
2006/03/15(水) 20:48:20 | URL | わきた・けんいち #-[ 編集]
仕事場
>わきたさん
コメントありがとうございます。私も人の仕事場を見るのは大好きです~。でも、企業秘密っていうひともおられますよね。はい、画材遍歴は私のジンセイ展開と深くかかわっておりますね。それに日本画の画材は一つ一つが奥が深くて、極めるのには本当に時間がいります。・・・それと、私お若くないですよ~。不惑を一つ越えてます~。
2006/03/15(水) 19:35:40 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
大好きなんです
私ね~、こういうのが大好きなんです。仕事場といいますかね。お仕事が産み出されてくる舞台裏のような世界を拝見するのが好きなのです。細かな画材のことは、わかりませんが、試行錯誤の末に現在の混合技法にたどりついたことはよくわかりました。なるほど~と納得です。とくに、「お子さんには毒が危ない→パステル」という展開にも、感心しました。混合技法の開発は、neonさんのライフヒストリー(お若いでしょうけど)と重なっていますものね。
2006/03/15(水) 14:25:04 | URL | わきた・けんいち #-[ 編集]
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