

陽ざしが一段と明るさを増し、夕暮れ時もほんのりした雰囲気が漂い始めるこの季節。
そうなるとご多分に漏れず、私も桜の咲くのが待ち遠しくてなりません。
本物の桜もたとえようもなく好きですが、文様となった桜もこれまたフェチ、というくらい大好きなのです。そして、桜を描くのも。。。
左の画像は、嘗てデザインした桜模様の葉書の数々。
日本画の絵の具である胡粉を使って描いていますので、心なしやわらかな色彩です。
こうしたデザインを考えるとき参考にするのが、昔の着物や帯の柄なのです。
右はアンティークの帯二種。ふたつとも昼夜帯といって、裏側にも柄があり、謂わばリバーシブル。
もともと着物だったのを帯に仕立てたものらしく、少し傷みはありますが、鮮やかで浪漫的な昭和の初期頃のもの。とてもやわらかい仕立てです。
そして、描かれている桜の、はんなりやさしく、そして浮き立つように華やかなこと。
日本人が、いかにこの花を愛してきたかが感じられます。
谷中の桜の木も、日ごとにつぼみをふくらませている様子。
今年の桜はどんなでしょう。
≪この記事へのコメント≫
>そんな、まだまだこれからでございましょうに。でもお気持ちはちょっとわかりますけれど。私自身は、不惑過ぎ、昨年両親を看取ったことで、精神的にはようやく折り返し地点に来た気がします。
桜の写真って意外と難しいようですね。花火と同じく、あっという間に終わってしまう儚さが好いのでしょうかね。
桜の写真って意外と難しいようですね。花火と同じく、あっという間に終わってしまう儚さが好いのでしょうかね。
また春ですね。40代半ばを過ぎてからは、桜の節を迎えるたびに、あと何回見ることができるかを考えるようになりました。
お葉書、素敵ですね。花はやはり写真に撮るより絵に描くべきだと改めて感じました。
お葉書、素敵ですね。花はやはり写真に撮るより絵に描くべきだと改めて感じました。
>ありがとうございます。
手描きで、全部違うデザインなんですよ。最近はこういうのはほとんど描いていませんが、苦にならない仕事のひとつです。
桜の花びら、桜の花のかたちって、描けば描くほどはんなりしていて好いんですよ~。
手描きで、全部違うデザインなんですよ。最近はこういうのはほとんど描いていませんが、苦にならない仕事のひとつです。
桜の花びら、桜の花のかたちって、描けば描くほどはんなりしていて好いんですよ~。
素敵な葉書たちですね。
一つ一つが欲しくなります。
心落ち着くデザインで、手に取ってみたくなります。^^
一つ一つが欲しくなります。
心落ち着くデザインで、手に取ってみたくなります。^^
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