
橋本から京都市内に帰る途中の車窓からの景色に、いくつか忘れがたい断片があり、どうしても降りてみたくなった私は、翌日の午後にまたその景色を訪ねていった。電車は少し町並より高いところを走っていたので、目を引いたその甍屋根の並びがよく見えた。駅からその景色を追うように歩いたが、今度は地べたを這うような感じで、なかなか車窓のようには俯瞰することができない。しかし、細い路地を入っていけば、はっとするような場末の家並が目の前に薄暗く現れる。
折悪しく、かき曇ってきた空から、ぱらぱらとしぐれが降ってきた。春だというのにめっきり寒く、北風に変わってあたりが一段と暗くなる。
≪この記事へのコメント≫
>Next-JISさん
コメントありがとうございます。文章について書いて頂いたのは初めてです。でも、私が主人公(語り手)じゃ、興ざめなさる方も多いと思いますよ~。。はは。。まあ、日頃書かないので、ブログって、文章の練習の場にはなりますけどね~。是非そのうち根津へ下りていらして下さいませ。
コメントありがとうございます。文章について書いて頂いたのは初めてです。でも、私が主人公(語り手)じゃ、興ざめなさる方も多いと思いますよ~。。はは。。まあ、日頃書かないので、ブログって、文章の練習の場にはなりますけどね~。是非そのうち根津へ下りていらして下さいませ。
こんにちは~!! neonさんの記事は、小説を読んでいるような感じを受けます。 neonさんが、どう考え、何に感動したのか、本当によく伝わってきます。 凄いですよね…。
私は、文を書いていると、支離滅裂になる方なので、本当に感心しますっ。
この目で、作品の数々を見る日を愉しみにしています!!
私は、文を書いていると、支離滅裂になる方なので、本当に感心しますっ。
この目で、作品の数々を見る日を愉しみにしています!!
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