N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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京島礼賛


5月の展示のDMを置いて下さるというコメントをいただきながら、すっかり遅くなってしまったが、一昨日京島のLOVEGARDENさんのところに伺った。まだ中学の入学式前で暇そうにしていた長男も、地下鉄で押上まで行く?と誘ったらいそいそ付いてきた。(筋金入り鉄道系なので、とりあえず電車に乗りたいのである。)
昨秋京島へ行ったときは曳舟から行ったので、今回は押上からにしたのである。それに押上にある北十間川のたもとにあるバラックを、まず見たかったのだ。ここは前回帰りのバスの中からちらっと見ただけで、濃厚な場末の雰囲気が感じられたので、今回外せないところだったのだ。


思った通り、北十間川のあたりは歳月を感じるバラックが並び、印象深かった。それからLOVEGARDENを目指し、曳舟方面へ歩く。この途中も小さな工場が多く、いとおしい建物が目白押しだ。京島へ入ると、もう昭和の空気が流れているといった感じ。そんな中にLOVEGARDENが。いきなり、しかもコドモ連れで伺ったにもかかわらず、cenさん、yukiりんさんは旧知のかたのように温かいおもてなし。色々なものに溢れている店内は、地下室も含めて愉しさ一杯。すっかりお邪魔してしまいました。ありがとうございました。
今日の画は京島のメイン的な建物だが、いやはや何とも言い難く素晴らしいのだ。木製の物干しは限りなく懐かしい昭和の景物であろうが、この辺りにはまだまだ沢山これがあり、ほんとに微笑ましい。
お店を出てから、教えて頂いた小さなガード下付近に行ってみたが、ここも電車はかぶりつきで見られるのでコドモも夢中、軒のつながる長屋もあって向こうには銭湯の煙突、というロケーションに私もテンションが上がり、また何度でも足を運びたくなる奥深い魅力を改めて感じたのだった。
Comment
≪この記事へのコメント≫
参考資料満載!
>m-louisさん
わわー、参考資料満載のコメントありがとうございます!きっとすんばらしいコメント下さるだろうと、期待してました~。(お忙しいのにすみません!)いやー、そうですか~。さすが大阪、やはり色数は多そうですね。挙げて頂いた写真はかなり美しいですね。これはm-louisさんの選択と写真の技術によるところも多いのでしょう。しっちゃかめっちゃかというのが東京の場末にはよくあるのですが、そのようなものに関西で出会いましたら、また教えて下さい!
「ガルバリガルバニ・トタン」のエントリーは面白いですね~!ほんとに。ガルバリウムは何かやたら格好いい建材みたいに採り上げられていた時期ありましたね。(今もそう?)嫌いではないけれど、うむむ、でもやはりトタンの持ち味とは異なりますね。どうも、トタンのことになると我を忘れてのめり込む私も、そーとーヘンですけど。。でもこれからもこの奥深いテーマを研究し続けたいと思います!また是非情報ありましたらお願い致します!(トタン偏愛好会neon)
2006/04/17(月) 20:32:45 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
そういえば谷中M類栖でもトタンについては随分前に一度ガルバリウムとの絡みでエントリーしてました。
http://yanaka.m-louis.org/2005/07/07/0536.php

ついでにわきたさんがおられますので、以前に大津で撮ったトタン写真を2枚ほど(笑)
http://www.flickr.com/photos/m-louis/48398801/
http://www.flickr.com/photos/m-louis/51136804/
やはり何となく関東主流派のブルートタンは少ないように思います。
2006/04/17(月) 17:15:10 | URL | m-louis #Fos2lKYE[ 編集]
このエントリーのコメント、最初の5つくらいまでは読んでいたのですが、その後、このような展開になっていたとは!(笑)
それで大阪のトタン色に関してなんですが、実は大阪でこれまでそれほどトタンの色を意識して見てはいませんでした。なので、これは机上のイメージでの回答ということになってしまいますが、個人的には大阪だけに何でもありのイメージが結構強くあります。まあ、ひとえに大阪といってもかなり地区差があるので一概には言えませんが、それでも他の地方に較べたら街の色数という意味では群を抜いてる街だと思います。その延長線上でトタンもカラフルであるという印象が非常に強くあります(これからもう少し意識して見てみるつもりですが)。

大阪で撮ったトタン写真、何枚かはストックしてあるので、こちらをご覧いただけると幸いです(波板でないのもありますが)。
http://www.flickr.com/photos/m-louis/53321892/
http://www.flickr.com/photos/m-louis/53321895/
http://www.flickr.com/photos/m-louis/104088178/
http://www.flickr.com/photos/m-louis/76529727/
http://www.flickr.com/photos/m-louis/120662350/
http://www.flickr.com/photos/m-louis/127336512/
2006/04/17(月) 17:05:00 | URL | m-louis #Fos2lKYE[ 編集]
深い~
興味深いですよねー、ほんとに。どなたか調べていないでしょうかね。って、自分でやるしかないかな?しかし、トタンに興味を持つ人なんてめったにいないかと思っていたのは、私の大きな過ちだったと、ブログを始めてから(いや、masaさんのところに書き込むようになってから)思いましたねえ。「波形トタン」をググっていて、masaさんのところに行き着いたんです。でも灰色もすごくきれいなのありますよ。あれはあまり普及していないのかな。。
2006/04/10(月) 16:13:15 | URL | neon #Ha3VJHu6[ 編集]
neonさん、cenさん。こんにちは。そうですか、「ブルー以外のトタンを購入するのは、関東圏においてかなり難しい状況にあります」ですか!!これは驚きました。京都のばあい、町家にお住まいの皆さんの気持ちになって想像すると、ブルーは本来の町家に相応しい色ではないですから、皆さん避けられるのではないですかということになります。そもそも、隣が急に駐車場になってしまったとか、本来あるべきではない状況ですからね、トタンを町家で使うのは。でも、仮にそうではあっても、これは京都の話しです。東京には、東京独自の「ブルートタン」の歴史があるのではないかと思います。これって、誰かきがついて調べていないですかね。興味深いですね~。
2006/04/10(月) 14:33:27 | URL | わきた・けんいち #-[ 編集]
やってみたいです~
>cenさん
こちらこそありがとうございました。そうですか~、やっぱりブルーなんですね。これはもう製造元へ行かなくては謎はとけないのかも。私も最初はブルートタンの色、あまりに真っ青なので好きじゃなかったんです。でも画にすると、このブルーが何だか美しくてリアルで、はまってしまいました。一度錆びさせるなんて、好いなあ、プロ技ですね~。ペイントやってみたいです~すんごく。
あ、あと今masaさんにお茶の水に行って頂いてます。解体しかけていたので、あおってしまいました。。。
2006/04/10(月) 13:51:32 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
なるほど・・・
>わきたさん
うむむ・・やはりそうですか。なぜ東京はブルーなのか?これは掘り下げるべき謎でありますなあ。京都のトタンは、見えるところは紅殻で、隠れるところ(隣との接触部分とか)は灰色、とかなんですよ。さすがだと言えます。ところで大阪とかはどうなんでしょうね。m-louisさんに今度聞いてみましょう。。是非今後もトタン色チェックをお願い致します!
2006/04/10(月) 13:43:00 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
盛り上がってますね~!
必殺施工人としては、ブルー以外のトタンを購入するのは、関東圏においてかなり難しい状況にあります。理由はわかりませんが…
あまりあのブルーが好きでない僕は、すぐにペイントをかけてしまうか、一度錆びさせ、その後にペイントをのせていくという手法を使いますが、こんな無駄な努力を本来はすべきではないと知りつつ…因果な商売で…やなものです(笑)
あっそうそう、先日はたいへんありがとうございましいた。素敵な息子さんで『ビックリ、ドキドキ!』しました(^^;
話は戻りますが、トタンに限らず、色って難しいですね、neonさんの色はやさしくて、とっても好きです、今度、どこかのトタン染めてみてください、おもしろそうです。
2006/04/10(月) 13:00:01 | URL | cen #-[ 編集]
かなり興奮してきましたか!!いい傾向ですね~なんてね(^0^)。masaさんを文京区のあたりをご案内していただいたとき、私のばあいは逆に「なんだろう、この、やたらブルーにトタンは!」という感じでした。京都のばあい、今時、京都にブルートタンが流通しにくいということはないと思うので、やはり住み人や大工さん・工務店さんの当たり前のような色彩感覚がそのような傾向にあるのでしょうね。でも、実際に関係者にインタビューしていないので、あくまで私の想像の話しですけどね。
2006/04/10(月) 11:18:10 | URL | わきた・けんいち #-[ 編集]
ほんとに!
>わきたさん
早速にありがとうございます。主観というものは、学問にはどうなのかわかりませんが、私の画に関して言えば、非常にそれが重要ですから、とても有り難いです。
でも、ほんとに、今京都で撮った写真を調べたら、何とブルートタンは1カ所しか見あたりませんでした!仰有るように、紅殻が多く、あと焦げ茶、黒に錆がだいぶ出たもの、そして灰ブルー(ちょっと青みがかった灰
色)もかなりありました。いや、気が付かなかったです。そうですねえ、これはどうも意識的な選択と考えられますね。。京都人の美意識たるや、トタンにまで。。。?!だとしたら、東京のあのブルーは何なのでしょう?
うーん、これは深い問題だ。(と、かなり興奮してきました)。。
2006/04/10(月) 11:01:20 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
neonさん。yukiりんと同盟関係にあるとは知りませんでした(以後、注意しよう…)。さて、「ブルー」と「水色」を区分されているのですね。そうやって、色を細かく認識して街をながめると、おそらく雰囲気が違ってみえてくるでしょうね。さて、関西のトタンですが、もちろんブルートタンもあるのですが、黒、茶色、こげ茶、べんがら色(おちついた朱色)が多いように思います(もちろん、ブルーもあるけど)。これは京都を中心としたエリアのことです(神戸だとか和歌山だとか堺などはわかりません)。それから、トタンの使用するばあいも、今まで町家だったところが、空き地になって残った町家の壁にトタンを貼るということが多いような気がする…。こうやって考えてみると、伝統的な町家が色濃く残っている京都のような街でのトタンの色使いにもそれなりに気遣いがあるのすかな~、だから東京とは違ってくるのかな~??いや~なんだか単なる主観的な印象論で申し訳ありません。
2006/04/10(月) 10:04:27 | URL | わきた・けんいち #-[ 編集]
なぜなんだろう~
>わきたさん
新学期でお忙しいなか、貴重なコメントありがとうございます!ええ、私は実はyukiりんさんとは、一緒に穴を掘る同盟を結んでいますから。。
さて、この京島の物干し台に上がると、さぞ良い景色でしょうねえ。トタンの色の件、そうですか~!!そういえば、京都も心なし青いのは少なかったかも。。変なコダワリですが、東京でよく見る、目の覚めるような真っ青のトタンは「ブルートタン」、もう少し淡い色のモノは「水色」とneon的には分けて表示しておりまして、(というか忘れないために分けているだけですけど)、この京島のは「水色」でした。でも、一番多い(というか目立つ)のは真っ青な「ブルートタン」のほうですね。関西は何色が多いですか?京都は紅系もわりと見られたような気がしますが。いや、これすごい研究課題かもしれません!センセイ、レポートにまとまったら(いつのことか。。)是非御講評をお願いします!
2006/04/10(月) 09:02:27 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
東西・水色トタンの比率
neonさん、こんばんは。京島LOVEGARDEさんに行ってこられたのですか。いいですね~。neonさんは、yukiりん落とし穴をしかけられなくて。さて、今日の画ですが、木製の物干しがついているんですね。これから暖かくなり5月頃になると、物干しにあがると気持よいでしょうね(団地育ちで経験はありませんけど)。それに、台所のガラス窓からボールやザルやお玉がちょっと透けて見えていたりすると、嬉しくなっちゃうんですね(なぜだか)。ところで、ふと思ったのですが、東京は関西に比べて圧倒的に「水色トタン」が多いように思うんですよ。もちろん関西にも水色トタンはありますが、割合が東京に比べてぐんと小さいように思います。なぜなんだろう~。
2006/04/09(日) 23:29:42 | URL | わきた・けんいち #a778DX/k[ 編集]
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2006/04/10(月) 17:10:05 | LOVEGARDEN
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