
引き続き、途中経過です。
前回の時点で潰れてしまった線を描き起こして、あと全体を見ながら最も暗い部分を決めていきます。
暗くする方法は色々あるとは思いますが、今回はやはり黒にしようと思い、パステルの黒、アクリル絵の具の黒系の色(・・・と言っても種々ありますが、「消炭色」なんてのは好いですね~)などを注していきます。
日本画を描いていたときにワタシの嘗ての師匠が、「下図のときにきちんと明暗をつけておかないと、後になって苦労する」とよく仰有っていたのを覚えていますが、建物の場合は特にそれが大事かもしれないなと。まあアタマでは分かっていても、なかなか実際に描いていると上手くいかないものです。
そして今まで乗せていなかった青を少し入れて様子見。
どうしてもこの青は、いつもワタシの画では決め色になるのですが、下塗りでも少し注してみます。最後に乗せるだけでは多分ちょっと弱いので。
次回は一度バランスを見るため、額に入れてみた様子をアップいたします。
次回はだいぶ整ってきます。
*この作品の展示は下記の通り、来週からです。
おついでがございましたらお立ち寄り下さい。
世界絵画大賞 受賞者展
@新宿世界堂本店6F
10/20(月)~29(水) am9:30-pm9:00
≪この記事へのコメント≫
>そうですか~(笑)。
まあどうぞ御無理なく。おついでがありましたら是非どうぞ。入場無料ですし~(爆)。
まあどうぞ御無理なく。おついでがありましたら是非どうぞ。入場無料ですし~(爆)。
ぬう!これは実物を見たくなって来ました!
しかし最近音楽も絵画も、行きたい展示やライブが目白押しです!
流石芸術の秋・・・・!!
しかし最近音楽も絵画も、行きたい展示やライブが目白押しです!
流石芸術の秋・・・・!!
>お、お忙しいところありがとうございます~。
いえいえお恥ずかしいものでございます。美術的なアカデミックな教育は受けておりませんので、やたらめったら好き勝手にやっているまでのこと。その道の方々が見たらさぞや笑われることでしょう。でも逆にそこがおかしなオリジナリティになってきていると言えるのかも知れないのですが(ま、好く言えばですが)。。。
いえいえお恥ずかしいものでございます。美術的なアカデミックな教育は受けておりませんので、やたらめったら好き勝手にやっているまでのこと。その道の方々が見たらさぞや笑われることでしょう。でも逆にそこがおかしなオリジナリティになってきていると言えるのかも知れないのですが(ま、好く言えばですが)。。。
なるほどいろいろ技法や手順があるんですね。
こういう手の内っていろいろあるけれど、
結局いくら真似てもその真髄はその作者しか
使えないんですよね。
それが絵の特質といいましょうか
面白いところです。
こういう手の内っていろいろあるけれど、
結局いくら真似てもその真髄はその作者しか
使えないんですよね。
それが絵の特質といいましょうか
面白いところです。
>いつもどうもありがとうございます。
建物はまだまだで、この後も色々描きながらこうしたら好いかああしたらどうかとやっております。これから細かいディテールとかを描きこみますが、その前に全体の大きなところができていないとほんとに後で苦労することになります。はやる気持ちを抑えつつ、地味な作業を重ねていきます。
建物はまだまだで、この後も色々描きながらこうしたら好いかああしたらどうかとやっております。これから細かいディテールとかを描きこみますが、その前に全体の大きなところができていないとほんとに後で苦労することになります。はやる気持ちを抑えつつ、地味な作業を重ねていきます。
もうこの段階で、建物がぐっとそそり立ってくる、
厚みがぐっと出てくる、
魔術のようです。
この青、私も大好きです。
この下地がどう生きてくるのか?
ますます興味が深まります。
厚みがぐっと出てくる、
魔術のようです。
この青、私も大好きです。
この下地がどう生きてくるのか?
ますます興味が深まります。
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