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N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
ダークな感じ
darkish-resize 038











の陋巷も好いねぇ。。。


以前から、モノクロの画には憧れがありながら、なかなか本画としては描いてみることがなかったのだが、昨日発作的に?描いてみたこの画には、彩色が要らないなという気がしたのだった。
まだ完成ではない(し、画像は端が切れている)が、このところ一気にイキオイで描くことがあまりなかったので、たまにはこういうのもアリかなとも。。。(サイズはF6号。)

多分、ワタシの中ではモノクロ写真への憧れもあるのだと思う。
他人の絵にはあまりインスパイアされないのだが、写真作品には時々啓示を与えられるのだ。妙なものだが。とはいえ、なかなか画面に反映されるまでには行かないのだけれど。

とにかく、心の向かうまま、日々描くだけ、
なのであるが。
Comment
≪この記事へのコメント≫
CAZ様
>丁寧に作品御覧下さいましたようで、ありがとうございます。うれしいです。

曙ハウスは残念ながら無くなってしまいました。けれど、あの象徴的な「スウハ曙」というプレートは、様々な方のご尽力により、文京区の「ふるさと歴史館」に保存されています。竣工当時は大変モダンな建物だったと思われます。

都内ではもう矢継ぎ早に過去のうつくしい建築が無くなっていっていますね。そして名建築だけでなく、過去の闇を孕んだ・・・でもなつかしくあたたかい闇・・・そんな場末の名も無き古き建物たちも、夢のようにかき消えている昨今。
淋しいのですが、消えてしまってなお私のまなうらに甦る力を持っている、そんなものたちをこれからも描きつづけていきたいと思っています。
2009/02/13(金) 09:00:55 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
こんばわ
モノクロの絵も素敵です。どのような感性で描けるのでしょう?羨ましい限りです。
特に、緑やブルーを基調としたパッチワーク的な構図の絵が気に入っています。写真では味わえない陋巷の雰囲気が、さも自分がその場に居合わすような気分になれて、不思議なトリップ感を感じています。
ところで、あの曙ハウスは今はすでにないのですか?何年か前に谷根千を散策した際にでくわしたアパルトメント。同潤会アパートが参考にしたというふうにも聞いたことがあります。
絵や写真ででその刹那を切り取っておくのはなんとも素晴らしいことです。
江戸の東京も次第に古き良き時代のものが消えていくのは寂しいものがありますね。
新しいものも、時代を経て良きものに変化していくのでしょうね。
東京駅前の、前田國男さんだったか、初めてあの地区に設計した高層ビルも好きな建物のひとつです。
2009/02/12(木) 23:51:30 | URL | CAZ #-[ 編集]
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