
試作品03で描いている建物を、抽象味を濃くして線だけで描いてみたり、
そんなこともしている。
同じ建物だとは、言われなければちょっと判らないでしょう。
先日来、昭和初期のTという画家の作品が心に引っかかっていて、絵筆が止まっている。
色々な先達の作品を見ていると、時々自分に足りないものが痛烈に感じられることがある。
自分に足りないものに気づかされる、それは
とても重要な過程であろうと思う。
ああもっとこうしたい、こうするためにはどうしたらいいか、
そういう課題がどんどん出てくる。。。
Tは不遇な画家であるが、画からはそんな感じは全くと言っていいほど感じられず、
非常に<自在>なのだ、モチーフも表現も。
才能と言ってしまえばそれまでだが、何とか彼の画からも、
自分の描く上でのヒントやきっかけを学びたいと切望している毎日。
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