
前回の五番町のアパートの画と並行してもうひとつ、20号サイズの画を描き始めているが、それの線描きを描き終えたところの図。
いつもそうきっちり下描きをするとは限らないのだが、大きい画面に描くときは、建物自体の水平などにおかしい箇所があると、後で直すのが大変なので、細部はともかく、建物の外郭周辺はきっちりした下図をつくり線描きをしてみた。
これから絵具を置いていくと、だんだん建物も風化してすがれた姿になって行く(笑)。
この画のモチーフになったのは、都内にある、某アパート群。
五番町のデコラティブな建物とは全く対照的な、装飾など全く無い、暗緑色の一角だった。
その圧倒的な存在感を描いてみたいのだが。。。