
猛暑が続いて辟易していたが、この二日天候が崩れて涼しい風が吹いてくれ、少しほっと一息。
今日の画も、中途だが泣き出しそうな空と、暗い海とボロアパート。
かなり横長の画面。。。
ちゃんと測っていないが、横幅60cmくらい。
いつもの麻紙ボードではなく、板切れに描いている。
画面左側の水平線に沿って、対岸の建物(湾岸の工場のようなもの)を描き入れることにしているので、
ちょっと水平線が甘くなっているがこれから直る予定。
アパートも、手前の地面もまだまだ描きます。
これから、アンテナとか電線とか、細かいものも塩梅しながら入れる(と思う)。
遠景のほうは明瞭には描かず、やや抽象化して最後に照明を幾つかぽちっと点灯するつもりにしている。
十代の頃、そうした京浜工業地帯の夜景を見て暮していた。
斜めの線で、降り出した雨を描き入れるかどうか、迷っているところ。
≪この記事へのコメント≫
>いつもありがとうございます。
横長画面は、やはり海景を描きたくなります。広がる感じが好きですね。
色調に言及いただきちょっと嬉しいです。
暗いのですが、こういう色合いが好きなのです。ニコラス・ド・スタールというフランスの画家の描く抽象的な海景が好きで、彼の影響も少しあるかもしれません。
横長画面は、やはり海景を描きたくなります。広がる感じが好きですね。
色調に言及いただきちょっと嬉しいです。
暗いのですが、こういう色合いが好きなのです。ニコラス・ド・スタールというフランスの画家の描く抽象的な海景が好きで、彼の影響も少しあるかもしれません。
私事ですが、我が家もついにチデジ化しまして、
wideな画面もいいものだと、思っている所ですが、
さらに横長な構図、気持ちがゆったりしますね。
しかし、それにもまして、印象的なのは、内省的な色調。
想像力を刺激してやみません。
wideな画面もいいものだと、思っている所ですが、
さらに横長な構図、気持ちがゆったりしますね。
しかし、それにもまして、印象的なのは、内省的な色調。
想像力を刺激してやみません。
>いつもありがとうございます。
まだまだ手を入れるつもりですが、ひとまずここまででも、皆さんに少しでも気に入っていただける部分があってよかったです。でも、こういう平面的な構図は、やっぱりちょっと難しいなと思いました。自分としては好きな構図なのですが、抽象というわけではないので、中途半端にならないように、これからもう少しリアルな感じを出せたらいいのですが。。。
こういう風景の中に立ちたい、出会いたいという願望は、やはりどこか誰の中にもあるような気がします。
そしてまた日常の世界へ戻っていくのでしょうがね。
まだまだ手を入れるつもりですが、ひとまずここまででも、皆さんに少しでも気に入っていただける部分があってよかったです。でも、こういう平面的な構図は、やっぱりちょっと難しいなと思いました。自分としては好きな構図なのですが、抽象というわけではないので、中途半端にならないように、これからもう少しリアルな感じを出せたらいいのですが。。。
こういう風景の中に立ちたい、出会いたいという願望は、やはりどこか誰の中にもあるような気がします。
そしてまた日常の世界へ戻っていくのでしょうがね。
なきだしそうな空でしたか・・・?今からDawnTime、朝靄のなかから対岸の蜃気楼のような街並が姿を現す。そんな静かな夜明け。液晶の画面を下から眺めながら、目線を上方に移動させていくと、バックライトの加減で、暗い夜の海が明るくあけていく、そんな早朝の時間帯となります。
対岸の街並を、人事のように眺めながら静かな時間を過ごす、タイムトラベルをするかのような傍観的な時間の流れです。
この絵がどのような進化をしてゆくのか楽しみですが、私はこの状態の絵も大好きです。みる日、時間によって色々と違う世界にタイムとリップ。
対岸の街並を、人事のように眺めながら静かな時間を過ごす、タイムトラベルをするかのような傍観的な時間の流れです。
この絵がどのような進化をしてゆくのか楽しみですが、私はこの状態の絵も大好きです。みる日、時間によって色々と違う世界にタイムとリップ。
2010/07/30(金) 23:34:36 | URL | CAZ #-[ 編集]
>いつもありがとうございます。
ちょっと実験的になってしまったかもしれないのですが、思い立って描き出しました。
板に描くと、またいつもとちょっと違った感触なんですよ。
異郷の寂しさ・・・
成る程そうですね~、言われて初めてそういう感じもしてきました(笑)。
ワタシの中の、孤独と充実と寂しさと満足と、・・・そして生まれて死んでゆく単純と・・・
皆いっしょくたになって、この画面に見え隠れするんでしょうね。心のままに、描いてゆくしかないですね。
ちょっと実験的になってしまったかもしれないのですが、思い立って描き出しました。
板に描くと、またいつもとちょっと違った感触なんですよ。
異郷の寂しさ・・・
成る程そうですね~、言われて初めてそういう感じもしてきました(笑)。
ワタシの中の、孤独と充実と寂しさと満足と、・・・そして生まれて死んでゆく単純と・・・
皆いっしょくたになって、この画面に見え隠れするんでしょうね。心のままに、描いてゆくしかないですね。
近頃空気感をはらんだ奥行きの深い作品群が現れたかと思うと、
前回は、線のマジックで魅せ、
そして、今回は、面だけで作り出す異界。
今回の絵は、なんだか一筋縄では行きそうにないですね。
ノスタルジアの雰囲気と見えてかたわらで、
異郷の寂しさも感じさせ、
観る人を想像の迷宮に招き入れてくれそうです。
でも、まだまだ印象が変わりそうですね。
完成画をぜひ拝見させてください。
楽しみに待っています。
前回は、線のマジックで魅せ、
そして、今回は、面だけで作り出す異界。
今回の絵は、なんだか一筋縄では行きそうにないですね。
ノスタルジアの雰囲気と見えてかたわらで、
異郷の寂しさも感じさせ、
観る人を想像の迷宮に招き入れてくれそうです。
でも、まだまだ印象が変わりそうですね。
完成画をぜひ拝見させてください。
楽しみに待っています。
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