N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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桐生の町並


桐生市街は戦災に遭わなかったため、古くからの建物が多く遺り、保存され大切にされているように思う。織物の町として栄えた歴史は、そこかしこに近代遺産として遺され、そのあたりは小道さん銀ねずみさんのブログなどに詳しい。

桐生のメインストリートは本町通り、先日のエントリーの天満宮からまっすぐの道。だがやさぐれ者は日の当たらない裏道を行くのが定石。一本二本裏の細い路をじぐざぐと歩いてみた。
やはり桐生も裏道が好い。
織物工場のノコギリ屋根建築にも随分出くわす。(これは表通りにもある。)だが普通の住宅はかなり平屋が多く、トタン物件は至る所にありどれも好いたたずまいだ。なかにひとつ、総トタンの平屋があった。なかなかチャーミングなトタンパッチワーク。それを描いてみたのが画像である。
かなりの猛暑だったが、裏道の日陰はさやさや風がはいったりして涼しい影を作ってくれていた。

本町通りに戻って、fc2ブログで知り合ったHiroさんの個展にも伺うことができた。Hiroさんは桐生ご出身で、今は在アメリカで活躍中の画家でいらっしゃる。大変完成度の高い、閑かな画が並んでいた。桐生のことも色々伺い、その後、高台にある大川美術館に向かう。

大川美術館は松本竣介の作品を多く持っているから、是非一度訪ねたいと思っていた。高台の閑かな環境にあり、他のコレクションも一貫したテーマがあって好い。ゆっくり竣介の作品に浸ることができた。いつ見ても彼の作品は、色の深さ、マチエールの素晴らしさ、全体のメリハリなど新鮮で、学ぶところばかり。

これらをまた今後の制作に活かしていけるように、大事に醸造していかなければ。
とにかく桐生の町はすっかり気に入ってしまったので、また何度でも訪れてみたいと思っている。

[総トタンの平屋]10×20㎝ 画用紙にペン、色鉛筆、薄墨
Comment
≪この記事へのコメント≫
カークさん
>とても好いところでしたよ、桐生の町も大川美術館も。多分カークさんもきっとお気に入ると思います。松本竣介はいつ何処で見てもいいですね。特に建物の画は。。。
2006/08/17(木) 20:11:42 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
松本竣介の作品
大川美術館に行かれましたか、良いですね~。
ここはいのうえさんのエントリーでも拝見し、ぜひとも桐生の街を含め一度は訪れて見たいところです。
松本竣介は横浜を描いた作品も多く好きな画家です。
2006/08/17(木) 09:47:51 | URL | カーク #-[ 編集]
いのうえさん
>私が行ったときは余りに暑かったので、2割引料金にして下さいました。美術館はどこも経営はとても大変そうですね。でも常設であれだけの点数、そしてコレクションに一貫したテーマがあるところは余り無いですよね。今度は季節の好いときに行ってみたいです。
2006/08/15(火) 20:26:05 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
Hiroさん
>個展お疲れ様でした。素敵な展覧でした。
NYへご無事にお元気に到着なさいますように。あ、その前にまだ少しお散歩できそうでしたら、この建物探してみて下さいね。
2006/08/15(火) 20:22:00 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
大川美術館
私が行ったのは週末だったので学芸員さんが館内の順路の前半部を案内してくれました。この時説明を受けた来館者が9名。それでも「今日は格別に来館者が多くて嬉しいです!」といっておられましたので いろいろとご苦労があるのではとお察ししました。 しかしあれだけの作品を見れる場所はなかなか無いですよね。 
2006/08/15(火) 02:07:54 | URL | いのうえ #-[ 編集]
ぼくも探してみましょう。
2006/08/15(火) 00:18:01 | URL | Hiro #-[ 編集]
どういたしまして~
>銀ねずみさん
「あっこれかあ?」っていうのがあるかもしれません。。何気なーい建物です。
2006/08/14(月) 20:23:13 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
Thanksです
neonさん、ありがとうございます。
ヒントを頼りに探してみようと思いまーす。
2006/08/14(月) 17:37:27 | URL | 銀ねずみ #HfMzn2gY[ 編集]
いのうえさん
>TBありがとうございました!
大川美術館、とても好いですね。近ければしょっちゅう行きたいところです。難波田ファミリーの展示も、とても好かったと私も思いました。
2006/08/13(日) 10:36:23 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
でもヒント
>銀ねずみさん、そっくりそのままではないにしても、地元の方ですから、ヒント差し上げますね。この建物は横町代官所跡、名刹某寺入り口の看板の立っているお宅です。「あっ注意!」の黄色い看板まで付いています。隣はお米やさんでノコギリ屋根ではありませんが、描いていたらこんなふうにしてみたくなりました。お散歩なさってみてください。
2006/08/12(土) 15:23:07 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
やはりそうでしたか
>モチーフにした建物は、これそっくりではありませんので、多分判明しないかもしれません。

そうなのかなーと、自転車でふらふらしながら、実は何となく思ってました。どんな作品が生まれるのかを楽しみにしながら、これからもブログを拝見させていただきますね。
2006/08/12(土) 11:06:18 | URL | 銀ねずみ #HfMzn2gY[ 編集]
銀ねずみさん
>こちらこそ色々お世話になります。
画はまだまだアイデアスケッチという感じで、これから本描きの作品にゆっくり仕上げます。こういうのをいくつも描いておいて、その中からまた仕上げていきます。
モチーフにした建物は、これそっくりではありませんので、多分判明しないかもしれません。描くときは換骨奪胎してしまいます。でも、総トタンではありました~。
まだまだ沢山取材はしたので、桐生の建物をもとにした画は、何点か描いてみたいです。
銀ねずみさんのブログも愉しみにこれからも拝見致します~。
2006/08/11(金) 20:15:55 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
こんばんはです
TB&本文からのリンク、本当にありがとうございます。neonさんが桐生のまちを描かれると、どんな感じになるのだろうと、すごく楽しみにしていたのですが、「おお、こうなったか」と驚いております。なかなか、かっこいいですね。ノコギリ屋根工場が桐生らしいです。
私も路地歩きが好きで、きょうもneonさんが描いたトタンの建物は一体どれなんだろうと思いながら、自転車でぶらぶらしてみたのですが、結局判明しませんでした。

今度、桐生のまち並みを紹介するとき、拙ブログからもTB&リンクをさせていただきますね。
2006/08/11(金) 19:02:43 | URL | 銀ねずみ #HfMzn2gY[ 編集]
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当ブログにお越しいただいているneonさんはとても素敵な建物の絵を描かれます。過日は桐生にもおいでになり、本町界隈の裏路地を歩いて「桐生の町並」のタイトルでノコギリ屋根工場とトタンの建物を組み合わせた作品を描き、
2006/08/25(金) 00:25:57 | 昭和のレトロ食堂
松本竣介を訪ねて桐生までやってきました。 行きは広くて比較的なだらかな道を歩きます。 水道山の中腹にある大川美術館の入り口に着きます。大川館長がサラリーマン時代に収集した作品群がこの美術館の核となっています。 大川さんは ほぼ毎日館にいらっしゃるそうで、
2006/08/12(土) 20:56:04 | 漂泊のブロガー2
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