N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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Barber I













まだ12月にもなっていないのに、華やかな街なかを通ると聞こえてくるのは
気の早いクリスマスソングだ。それを聞く度に私などは心浮き立つよりも
何故か切なくなってしまう。そして、街が華やかであればあるほど
疎外感のようなものを何処かに遠く近く感じて、目を伏せる。
つまらない感傷であるとも思う。

自分は街育ちであるから、街が好きなのだが、どこか浮足立っている街は
淋しいものに映る。そして、喧騒を離れて 時代錯誤な商店や
一日中洗濯物のぶら下がっている日陰の裏路地の静かな空間にはいると
漸く自分の心の居場所を見つけたように、ほっと安堵する。
可笑しな感情であるとも思う。

画像は、すでに無くなってしまったとある床屋。
古びてオンボロだったが素晴らしい建築だった。今は新しく店舗を建て替えて
御商売は継続して居られる。
小さな駅のすぐ脇にあって、今でも閑かなたたずまいを残している。

Comment
≪この記事へのコメント≫
a1様
>駄文なのでお恥ずかしい限りです。

以前のお隣が床屋さんだったのですか。我が家(マンションですが)の隣もです。
そうですか・・・ご主人。
きっと職人気質で、あちらでもまだ几帳面に働いて居られるに違いありません。

洗ってない・・・
いやあ、作家の五木寛之も洗髪しないことで有名ですから。a1さんも、そこ狙いでしょ?
2012/11/18(日) 20:49:38 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
短文ながら絵と文がマッチして、感情を揺さぶります。
かつて住んでいた家の隣りが床屋さんで、最近、90歳
で現役だと話題となったのですが、つい最近、死去しま
した。高校時代まで、オイラの頭を「きってねえな。
少しは洗っているのか」とおしかりばかり受けたおっさ
んでした。
確かに、洗ってはいませんでした。
2012/11/18(日) 18:00:45 | URL | a1 #-[ 編集]
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