N的画譚

N町在住、陋巷の名も無き建築物を描くneonによる、日日の作画帖です。
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ケイヒンの匂い












この辺りに来るといつも思うのは
私の知っている、いや沁みついているかつてのあの匂いがあるということだ。

トウキョウでもヨコハマでもない、ケイヒン(京浜)の匂い。
お洒落さやそぞろ歩きやドリーミィな装飾、
そんな上っ面なものの一切無い、
剥き出しで無口で だが何故かがむしゃらな力強さのある、
感傷よりもずっと頑固な郷愁の塊がいつも私を迎えてくれるのだった。

そして運河から遥かに海を臨む時、
高く低く飛び交って啼く鷗のように、
刹那自在なものを掴めるような心地になるのだった。

Comment
≪この記事へのコメント≫
horasawa様
>こちらこそ初めまして、コメントありがとうございます。

とてもうれしいコメントでした。
もう長いこと見て下さっているのと、同時代のあの京浜を体感しておられたこと、やはり共通の匂いを感じながら生きていた記憶は、何にも替え難く心を慰め、励ましてくれます。

拙い制作を繰り返していますが、いつか機会あれば是非展示においで下さいませ。
外地におられるのですか、お身体大切にお祈り申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
2013/02/12(火) 22:49:53 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
はじめまして。もう数年感に亘りHPを拝見しております。色々と思うことはあるのですが今回の京浜の匂いはたまらなく自分の郷愁を掻き立てられました。僕は丙午世代なので、少し歳下ですが、今回、書かれていたケイヒンの匂いはとても共感を覚えます。少し前に鶴見のビール工場の跡地を描いておられましたが、あの茫洋たる雰囲気。今、語られているようなスマートシティーではない、ケイヒン地区としか言いようのない雰囲気、子供心には敷居の高い世界でしたが正しくあの世界が僕たちを育ててくれたのだと思います。今、外地にいてケイヒンとは縁が遠いですが機会がありましたら大倉さんの絵をいつか見てみたとおります。
2013/02/12(火) 20:22:45 | URL | horasawa #-[ 編集]
caz様
>寒い日が続きます。お元気ですか。

舟溜まりの水辺、橋の下から覗くとこんなトンネルのような感じに見えました。
朽ちているものが色々あって、それが水辺にぷかぷかしたり、半分沈んでいたり・・・
少し暖かい日だったので、そんな静かな水辺のものたちは愛おしい感じがしました。

私は昨今の流行りには無頓着なほうですが、それとは関係無しに自分の原風景をこうした景色に見て、気持が凪ぐのを覚えます。
春は一層穏やかになれるかもしれません。
2013/01/19(土) 21:13:22 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
寒い毎日が続いていますね。家の扉を開けると目の前が運河、タイムトンネルの扉を開けて、懐かしい匂いのある場所へ帰っていくような心地良い気分です。遠くには京浜工場群が見え、近くには漁船が、さ漁船を漕ぎ出して最近流行りの海浜工場見学クルージングと洒落こもう、夜景ではなく、春の海ひねもすのたりのたりがいいな。
2013/01/19(土) 00:30:36 | URL | caz #-[ 編集]
a1様
>それはちょっと吃驚です。
京浜地区でバイトの経験がおありとは!

その頃だったら、もっと濃厚に匂いそう(笑)。
私が見知っているのは、「東京」や「横浜」の<裏>であろう部分の町の匂いです。
工業地帯特有の無機的な景観、でもその近くでとても人間くさい生活臭に溢れた一角が存在していました。

そんな景色の中にいた自分を、時々理由もなく五感で思い出すのです・・・色や、匂いや、形。。。
2013/01/17(木) 16:13:54 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
「匂い」、なんとなく分かるなあ。
若かりし東京時代、安アパートの友達を訪ねるたびに、自分の安アパート
とは違う匂いを感じたものです(こっちは「臭い」か=笑)。
京浜地帯に近い所は、私も国際電々のバイトで国際電報を配達をしていた
ので、なんとなく感じは分かります。
活気あるけどちょっとうら寂しいと言ったらいいのか、そんな匂いですよね。
2013/01/16(水) 22:34:14 | URL | a1 #-[ 編集]
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