さて、前回続き・・・。
島原のきんせ旅館。
推定築250年を超える建物で、元は島原の揚屋だったのを旅館に。
(旅館錦清、という表示があったように思います)
大正期に内部を改装して一階はダンスホールに生まれ変わり、
贅を尽くしたステンドガラスや調度で、浪漫溢れるモダン空間が現出したのでした。
その後20年ほど前に旅館は休業、長くこの空間は閉ざされていました。
それを、当時の持ち主であった方のお孫さんに当たる、現オーナーの安達さんが
カフェ&バーとしてリノベーションされ、2009年に今の形のお店としてオープンされました。
リノベーションを担当された設計の方のブログ記事がこちら。
その様子がとてもよく判ります。
そして、そのクライアントの意図を解した設計施工の見事さにも感心させられます。
初めて私が此処を訪れた時、外の町屋ふうの佇まいからは想像も出来ないような
空間が広がっていたのには心から驚いたものでした。
閑雅で、あでやかな、目くるめく空間。・・・
遠い過去の、なつかしく仄暗い匂い。・・・
そして、嘗て何十年も前の夏に、同じ京都府下の、とある遊廓跡の建物を探し当てた時のことが
ありありと甦って来たのです。(つづく)
(*画像はきんせ旅館を描いたものではアリマセン。)
島原のきんせ旅館。
推定築250年を超える建物で、元は島原の揚屋だったのを旅館に。
(旅館錦清、という表示があったように思います)
大正期に内部を改装して一階はダンスホールに生まれ変わり、
贅を尽くしたステンドガラスや調度で、浪漫溢れるモダン空間が現出したのでした。
その後20年ほど前に旅館は休業、長くこの空間は閉ざされていました。
それを、当時の持ち主であった方のお孫さんに当たる、現オーナーの安達さんが
カフェ&バーとしてリノベーションされ、2009年に今の形のお店としてオープンされました。
リノベーションを担当された設計の方のブログ記事がこちら。
その様子がとてもよく判ります。
そして、そのクライアントの意図を解した設計施工の見事さにも感心させられます。
初めて私が此処を訪れた時、外の町屋ふうの佇まいからは想像も出来ないような
空間が広がっていたのには心から驚いたものでした。
閑雅で、あでやかな、目くるめく空間。・・・
遠い過去の、なつかしく仄暗い匂い。・・・
そして、嘗て何十年も前の夏に、同じ京都府下の、とある遊廓跡の建物を探し当てた時のことが
ありありと甦って来たのです。(つづく)
(*画像はきんせ旅館を描いたものではアリマセン。)
≪この記事へのコメント≫
>コメント復帰できました、申し訳ありませんでした。これに懲りずよろしくお願いします。
椅子の張替え記事のブログ、拝見しました。
皆さんの職人技がひとつひとつの家具にも活かされて素晴らしいなあと思います。
ほんとにきんせは素敵な空間として現代に甦った、奇跡のようなスポットですね。
椅子の張替え記事のブログ、拝見しました。
皆さんの職人技がひとつひとつの家具にも活かされて素晴らしいなあと思います。
ほんとにきんせは素敵な空間として現代に甦った、奇跡のようなスポットですね。
2014/03/26(水) 23:02:14 | URL | neon #Fos2lKYE[ 編集]
きんせ旅館さんの椅子一つ々々にも、様々の方の思いが込められているようですね。
ご存知かもしれませんが椅子の張り替えを担当された方のブログです。
http://blog.goo.ne.jp/gigons129/e/1aa9a0a3ed1e34813550e96ad06427e7
ご存知かもしれませんが椅子の張り替えを担当された方のブログです。
http://blog.goo.ne.jp/gigons129/e/1aa9a0a3ed1e34813550e96ad06427e7
2014/03/26(水) 22:58:48 | URL | お名前不詳 #-[ 編集]
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