
前回同様、これも古いファイルにあった画のひとつで、モノクロ写真を見ながら描いたもの。
三友館は浅草公園六区にあった活動写真館である。明治40年(1907)開館、主に日活系の活動写真を上映していたが、キネオラマという巨大ジオラマ風の出し物で話題になった処だそうである。明治末~昭和初期には、六区には金竜館、電気館、帝国館等々の活動写真館や娯楽施設が所狭しと並び、当時の賑わいは今からは想像できないほどのものであったようだ。この画は震災後のバラック建築の建物である。
この季節に浅草というと、もうひとつ想い出す文章がある。
≪この記事へのコメント≫
>こんばんは。コメントありがとうございます。私も初めて「墨東綺譚」を読んだのはむかーしでした。(十代)。細かい情景描写より、主人公とお雪の逢瀬のほうが気になってそう言うところばかり読んだものです。しかし好い加減いい歳になり、最近は町の描写や時代風俗などにしみじみ感じ入るようになってきました。(枯れてきたのね。。。)
おお、実にいい感じですね。
濹東綺譚(一発変換を試みたら「木刀忌憚」と出ました、笑)はむかーし、岩波文庫を買って読んだことがあるのですが、あえなく最初の章で挫折した私です。最近はじっくり本を読む時間と気力がありません(泣)。
濹東綺譚(一発変換を試みたら「木刀忌憚」と出ました、笑)はむかーし、岩波文庫を買って読んだことがあるのですが、あえなく最初の章で挫折した私です。最近はじっくり本を読む時間と気力がありません(泣)。
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